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みずほフィナンシャルグループは20日、03年3月期の不良債権処理額を予定の1兆400億円から、1兆5000億円以上に大幅に上積みする方針を固めた。これに伴い、最大1兆円規模の増資を3月末までに実施したい考えで、筆頭株主の第一生命保険や取引先に引き受けを要請する。みずほは、大幅な引き当て処理と異例の巨額増資で、不良債権問題を抜本的に解決したい考えだ。21日、03年3月期の収益計画と併せて発表する。
不良債権処理の上積みに伴い、連結当期(最終)赤字が拡大するが、連結自己資本比率(02年9月末で10.42%)は、大幅増資によって03年3月期も10%前後を確保する見通しだ。
増資は、議決権のない優先株を発行して行う。優先株の発行枠の拡大のための定款変更を、2月5日の臨時株主総会で決議する。
みずほは昨年11月の中間決算発表時に、03年3月期の不良債権処理予定額を当初予定の6000億円から1兆400億円に増額し、連結最終損益予想を2100億円の黒字から2200億円の大幅赤字に下方修正した。政府の「金融再生プログラム」に沿って、年明け以降、西武百貨店やハザマなど大口取引先の経営支援策(債権放棄など)を決め、不良債権処理を加速させており、貸し倒れ引当金を上積みする。
大手行は、経営基盤の弱体化に伴う一時・実質国有化を回避するため、資本調達を急いでいる。三井住友フィナンシャルグループが米大手証券ゴールドマン・サックスから優先株で1500億円を調達。UFJグループも、メリルリンチから1000億円の出資を受けることで合意したほか、トヨタ自動車などからも数百億円を調達したい考えだ。
[毎日新聞1月21日] ( 2003-01-21-03:01 )
★ せいがくさんの助言の方向に動いているようです(笑)
1兆円がそれほどの足しにならないところが、みずほの泥沼状況を物語っています。
(今年度の不良債権処理増額分にもならない)