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(回答先: 外人買いは、ヘッジファンドeifukuファンドの手仕舞い買いと判明。残念やはりまだ早かった。 投稿者 Ddog 日時 2003 年 1 月 20 日 23:32:35)
l 東証大引け・後場に下げ拡大――ヘッジファンド閉鎖で思惑売り
NQN 4061 : 2003/01/20月曜日15:17
【NQN】週明け20日の東京株式市場で、日経平均株価は反落。前週末比131円43銭(1.51%)安の8558円82銭で取引を終えた。英フィナンシャル・タイムズ電子版が「東京を拠点とするヘッジファンド、『Eifukufund(エイフク・ファンド)』が運用を閉じる」と伝えたことが水を差した。「前週末からみられた株価が低位の銘柄などの買い戻しはこのファンドによる手じまい買いだった可能性」が指摘され、買い一巡を見越した思惑的な売りを誘った。日経平均株価は取引時間中としては3営業日ぶりに8500円を下回る場面があった。
前場はみずほHD、UFJなど大手銀行株の強い基調が相場全体の下げを限定させていた。しかし、後場に入ると三菱東京FG、UFJ、三井住友FGが一時下げに転じ、これが相場全体の買い手控えにつながった。東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに下落した。
東証1部の売買代金は概算で6259億円、売買高が9億2648万株。値下がり銘柄数は486。株価指数は下落したが、値上がり銘柄数は908に膨らんだ。変わらずは100銘柄だった。
前週末17日の米国株安を受け、アドテスト、東エレクなど値がさハイテク株が軟調。トヨタがほぼ3カ月ぶりに3000円の節目を割り込んだほか、日産自、ホンダなど自動車株も売られた。
一方、熊谷組、いすゞなど株価水準が低い銘柄が物色を集めたほか、三井造など造船株がしっかり。全日空、JALも買われた。東証2部株価指数は5日続伸。低位株を中心に朝方に買われたが、その後は徐々に伸び悩んだ。大盛工業、井上工、昭ゴムが商いを伴って上昇。一方、神鋼線、TDF、フジタがさえなかった。
株、「Eifukuショック」走る――ヘッジファンド退潮のあおり
NQN 4039 : 2003/01/20月曜日14:50
【NQN】20日後場に日経平均株価は一時、8500円の節目を割り込んだ。「東京を本拠地とするヘッジファンド、『Eifuku・Fund(エイフク・ファンド)』が運用を閉じる」との英フィナンシャル・タイムズ電子版の報道で、大手銀行株や商社株などが一斉に伸び悩んだ。先週後半から続く内需関連銘柄への買い戻しが、「実は『Eifuku』による手じまい買いだった」との連想につながり、追随買いに動いた投資家が手じまい売りに走ったためだ。
コメルツ証券の宮島秀直ストラテジストによると「Eifuku」はケイマン島籍のイベント・ドリブン(特定の出来事の発生を投資判断の軸に売買する)型のヘッジファンド。小泉純一郎政権下で整理・淘汰(とうた)が予想される「建設」「流通」「銀行」などの内需関連セクターを中心に売り込んでいた、とされる。特に銀行株への売りが目立ち「2001年のりそなHD株の70円割れを演出した」とされる。「最近では低位のゼネコン株を空売りしていた」との見方もある。運用額は1.4―1.5倍に膨らませた後で3億ドル(邦貨換算約360億円)とみられていた。
「東京では最大級のヘッジファンド」(米国証券)であることは間違いないが、多くの国内証券の株式担当者がその名前について「聞いたことがない」と語るなど、実態が見えないことも市場心理を弱気にさせた。「『Eifuku』自身が運用している訳ではなく、傘下の複数の子会社で運用、その子会社も名前を頻繁に変えるため、素性はつかみにくい」という。最近では「セントラル・テクノロジーズ」と言った名称の子会社も運用会社の一つだったようだ。
ヘッジファンドの運用収益が悪化しているのは世界共通。20日付日経金融新聞は米調査会社ヘネシー・グループの調べとして「昨年2002年のヘッジファンドの総収益率はマイナス3.43%と、同社が集計を始めた87年以来初のマイナスとなった」と報じた。「昼休み時間帯のバスケット取引で、金融機関の売り決め注文が優勢だったことが後場の下げの主因」(東海東京証券の矢野正義市場情報部上席マネージャー)との声も聞かれるが、ヘッジファンド動向の見えにくさや同ファンド退潮のあおりが相場全体を覆っているのは確かだ。(永井洋一)
クイックより