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(回答先: SMFG:あおぞらの株式49%を1000億円で買い取り提案−FT [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 14 日 14:32:20)
01/14 18:02 外資3社が連合組み対抗 三井住友「支配」に懸念 金融54
共同
ソフトバンクが保有するあおぞら銀行株式(48・87%)の売
却交渉が大詰めを迎えている。買収の意向を示した四社のうち、あ
おぞら銀の100%子会社化を視野に入れる三井住友銀行に対抗し
、米投資会社サーベラスを軸に外資三社が連合を組む構想が浮上。
三井住友銀の「支配」を嫌う大株主オリックスなどの思惑も絡み、
水面下の攻防が激しくなってきた。
▽巻き返し
大量の銀行株売買に認可権を持つ金融庁は「買い手は国内外問わ
ないが、短期売買で利益を稼ぐ投資会社は望ましくない」(関係者
)との立場。三井住友銀が昨年末に突然名乗りを上げたことで、最
有力候補とされてきた第四位の株主、サーベラスが一転、守勢に回
ることになった。
さらにあおぞら銀が約一年前、サーベラスに顧客情報を提供して
いたことも表面化。金融庁検査で「取締役会決議などの手続きを踏
んでいない」と問題視され、三井住友銀がより有利になった。
これに対しサーベラスも巻き返し工作を展開。九日のあおぞら銀
の臨時取締役会では、ソフトバンク首脳が、サーベラスとほかの買
収候補であるドイツのヒポ・フェラインス銀行、米GEキャピタル
との三社連合構想を説明。「日本対外資」の構図が浮かび上がった
。
▽長期戦も
ただGEグループにとって重要な課題は「銀行以外の金融事業拡
大」(首脳)。「ヒポ銀は欧州に回帰し、日本進出は戦略に合わな
い」(金融筋)ともいわれ、外資三社が強力な連合を組めるかは不
透明だ。交渉当事者からは連合構想について「熾烈(しれつ)な競
争で価格を上げたい売り手のソフトバンクの作戦では」(関係者)
との声が漏れた。
一方、既にあおぞら銀とカードなどの合弁事業を始めているオリ
ックスは、自らの経営戦略の見直しにつながりかねない三井住友銀
の動きを阻止したいのが本音。「メガバンクの都合で振り回された
くない」と、あおぞら銀内部の空気もサーベラス支持に傾いている
。
買収で今年三月期末の自己資本比率向上を目指す三井住友銀は「
早期決着」(首脳)が絶対条件。しかしオリックス出身の丸山博あ
おぞら銀社長は、資産査定入りの厳格な手続きをたてに「決着まで
最短三カ月」と語り、長期戦を辞さない構えを見せる。最終決着ま
でには曲折も予想される。
(了) 030114 1801
[2003-01-14-18:02]