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米労働省は10日、02年12月の非農業部門の就業者数が前月比で10万1000人(速報値)減ったと発表した。11月も8万8000人減(改定値)で、2カ月連続の大幅減。12月は就業者数が増えるとの予測が多かっただけに、市場に米景気への不安感が広がりそうだ。
主な内訳は製造業が6万5000人減、サービス部門が4万2000人の減だった。同時に発表された12月の失業率は前月と同じ6.0%。02年の年間平均失業率は5.8%となり、前年(4.8%)から1.0ポイントの大幅上昇を記録した。
(23:25)