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(回答先: 東南アジア景気 投稿者 Ddog 日時 2002 年 12 月 28 日 00:13:07)
アジア株展望・堅調か――香港は政府対策で住宅販売が回復
NAA 4234 : 2002/12/27金曜日12:00
【NQN香港=鍋井弘士】今後3カ月間のアジア株相場は堅調な展開が
予想される。米国経済は低金利を支えに個人消費が底堅さを維持すると
の見方が出ており、米国向け輸出が多いアジアの輸出関連企業もしっか
りした動きになりそう。
香港株相場は堅調か。香港政府が11月に発表した不動産市況対策を受
けて住民の住宅購入意欲が改善しており、週末ごとに発表される新築物
件の販売状況は11月下旬以降、回復傾向をたどっている。香港市場では
10―12月期に中国固定電話の中国電信、大手銀行のスタンダード・チャ
―タード銀行が上場し、大型上場による需給悪化懸念はひとまず遠のい
た。時価総額最大のHSBCは来年1―3月中にも米消費者金融ハウス
ホールド・インターナショナルを正式に買収する予定で、改めて買収を
評価する場面もありそう。
台湾株相場は底堅い展開になりそうだ。金融改革の遅れに対する懸念
が強いものの、加権指数はこのところ4500近辺で下げ止まっており、市
場では公的資金の買い支え観測が出ている。中国株相場も堅調か。12月
から外国人に人民元建てA株投資を認めるQFIIが始まり、実際に海
外資金が流入し始める来年1月以降に期待が高まりそう。
シンガポール株相場は来年1月発表の景気対策などが先行きを左右し
そうだ。市場では不動産のてこ入れ策に期待が高く、1月下旬の国会で
具体的な対策が決まれば株価押し上げにつながりそうだ。半面、1月発
表の2002年10―12月の実質経済成長率(暫定値)が市場予想の平均(3
%程度)を下回れば、ST指数は12月26日に付けた年初来安値(1331.4
5)を割る場面もあろう。
タイ株は堅調か。輸出、内需ともに堅調で、先行きに強気な声が多い
。「イラク問題の緊迫化で原油価格の上昇基調が続けば油田開発・精製
のPTTエクスプロレーション(@PTTEP/TL)などが恩恵を受ける」(
DBSビッカーズ証券)との指摘もある。インドネシア株は強含みか。
2月開催の主要債権国会議(パリクラブ)で、バリ島爆弾テロ後のテロ
対策の進展を評価し、債務繰り延べが認められる可能性が高いことが好
材料視されている。
クイックより