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小泉首相は仕事納めの27日、「掛け声だけでなく改革路線が現実のものになってきた。そういう年だったと思う」とこの1年を振り返った。政策「丸投げ」との批判には「当たらない」と反論、来年も「改革路線を確固たる軌道に乗せていかなければならない。後戻りさせないようにしていく年だ」と述べた。首相官邸で記者団に語った。
首相は02年の成果として郵政や道路公団、特殊法人、税制改革などを列挙し、「構造改革路線を着実に進んでいる」と強調した。しかし、実際の政策づくりでは「丸投げ」が目立ち、国債発行枠30兆円の突破などアナウンスしないままの「政策転換」にも踏み切った。
首相はこの点について「首相があれこれやかましく口を出すのはいけないと思う。丸投げ批判はまったくあたらない。『政策転換をしません』という路線を進めているからこそ、政策転換しろとの批判が多い」と言い訳した。
一方、日本の首相として初めて北朝鮮を訪問、日朝首脳会談を実現したことを「大きな一歩を踏み出し、重い扉を開けた」と自賛、「日朝の不正常な関係を正常化していく。確実に努力によって前に進めていきたい」と述べた。
首相は28日から冬休みに入り、元日に皇居の新年祝賀の儀に出席するほかは1月5日まで首相公邸で過ごす予定。6日には、03年の政策課題を表明する年頭記者会見を行い、伊勢神宮を参拝する。
(19:43)