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(回答先: 須田慎一郎氏:東京三菱「西武百貨店が破綻懸念先」 大三菱銀が衝撃の措置 [株ZAKZAK] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 19 日 16:56:01)
西武百貨店は、財務が悪化している関連企業の大幅な整理に踏み切る。売却や西武本体への業務移管などを検討。さらに西武が1千数百億円の債務保証をしている筆頭株主セゾンネットワークから自社株を買い取る。取引銀行などからの金融支援をテコに一連の整理を進め、連結で5800億円にのぼる有利子負債を削減する。
売却などの候補になっている会社は、ブランド衣料輸入卸・小売りのエルビス、会員制ショップのデ・グリフ・クラブ、西武店内で「無印良品」店を運営するエフ。時計・宝飾品販売の大沢商会についても対応を検討している。
これらの会社は事業の一部撤退や人員削減などを進め、収益は持ち直しつつあるが、大半は過去の欠損金が大きく、債務超過の状態。西武による債務保証額は計500億円程度にのぼっている。当初は収益の範囲内で再建を進めていく考えだったが、政府の不良債権処理の加速策を受け、計画を見直す。
一方、西武の46%の株式を保有するセゾンネットワークは、西武からの債務保証で得た資金で株を購入。実質的に西武がセゾンネットワークを通じて自社株を保有する形になっている。このため西武は株式を時価で買い取って損失を確定。買い入れた株の消却を進め、金融機関の協力を得ながら債務保証額を減らす。同じく資産管理会社のエスアンドエーとともに存廃を詰めている。
西武は主力取引銀行のみずほコーポレート銀とともに、年明けから東京三菱など準主力行との金融支援の調整に入る。支援額は最大2000億円と見積もられているが、関連会社の整理の仕方や自社株の評価、他行の協力度合いなど未確定な要素も多く、最終的な金額は流動的だ。
(07:31)