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(回答先: <国際石油開発>南カスピ海の巨大油田の権益を取得 全体の1割 投稿者 少しは安心なのかな? 日時 2002 年 12 月 21 日 12:59:09)
12/20 22:39 世界最大級油田の権益取得 国際石油開発、カスピ海 経済88
共同
石油公団などが出資する国際石油開発(東京)は二十日、アゼル
バイジャン領の南カスピ海海域に位置するアゼリ油田など三つの油
田の権益の10%を、ロシアの石油会社から譲り受ける契約に調印
したと発表した。契約額は明らかにしていないが、十三億七千五百
万ドル(約千七百億円)程度とみられる。三油田の可採埋蔵量は五
十四億バレルで「世界でも有数の巨大油田」(国際石油開発)とい
う。
権益獲得で日本は大量の非中東産原油を得ることになり、原油調
達先の多様性を高めることに貢献しそうだ。
三油田はアゼリ、チラグ、グナシリの各油田で、カスピ海の水深
百―四百メートルの海底に位置している。一九九七年に生産を開始
、現在は日量十二万バレルで、二○○八年には日量百万バレルに達
する見込み。低硫黄で「軽質油」と呼ばれる扱いやすい原油が産出
されている。
三油田に関しては、現在七カ国・十社で共同して生産が行われて
いる。国際石油開発はロシアのルークオイル社が持つ権益10%の
すべてを買い取る。
現地で生産された原油は、パイプラインにより周辺地区へ輸送。
国際石油開発はタンカーで日本に運ぶほか、他の石油会社と原油の
権利をやりとりし、代替の原油を日本付近の国から輸入することも
検討する。
三油田については日本の伊藤忠石油開発(東京)も3・9%の権
益を保有している。
(了) 021220 2238
[2002-12-20-22:39]