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昔、アメリカ人と話をしていて最低賃金の話になり、日米の最低賃金が(その時の為替レートでは)ほぼ同じことを知った。
だがこれは実質的にはアメリカの最低賃金は日本よりはるかに低いことを意味すると思う。何故なら、アメリカにはメキシコなどからの不法移民が多数おり、彼らが安い賃金できつい仕事をこなしているからだ。例えば、オレンジやブドウの収穫である。
そこで私は思ったのだが、若者の失業率がこれほど高いなら、特別雇用制度というものを作り、この制度では最低賃金を廃止ないしは300円程度にしたらどうかと思う。
職がないのは知識労働者も同様である。オーバードクターを考えていただきたい。そこにこの特別雇用制度を設ける。賃金が非常に安いから企業が活用すると思う。その利点は、
1.企業は安い労働力を確保できる
2.若年層は賃金は安くてもビジネスのマナーを覚えられる
3.政府は失業手当の支給額が減る
もちろん制限が必要だ:
1.期間を1年、更新しても2年にする
2.その会社及び関連会社に就職することを5年間禁じる
3.この制度を利用する会社がリストラする場合、政府への届出と審査を求める
つまりアルバイトのさらに下だが、将来性のある雇用形態を創生するのである。考えていただきたい。トヨタのような企業で2年働きましたというのは労働能力の良い証明になる。
みなさんの意見をお聞かせください。