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ニューヨーク 12月19日(ブルームバーグ):19日の米社債市場では、証券会社債のリスクプレミアム(米国債利回りへの上乗せ幅)が拡大。業界2位のモルガン・スタンレーの第4四半期(9−11月)決算が、クレジットカードを除くすべての部門で減収、9四半期連続の減益となったことが嫌気された。
トレーダーによると、モルガン・スタンレー、リーマン・ブラザーズ・ホールディングス、ゴールドマン・サックス・グループのリスクプレミアムはそれぞれ前日に比べ約0.04ポイント拡大した。
2012年償還債のリスクプレミアムは、モルガン・スタンレー債(表面利率 6.6%)が1.34ポイント。リーマン債(同6.625%)が1.36ポイント。ゴールドマン債(同6.6%)が1.35ポイント。
メロン・キャピタル・マーケッツの社債トレーダー、コスラン氏は「証券会社(の社債相場)は、モルガン・スタンレーの決算を受けてやや軟調だ」と指摘。クリスマスの祝日まで1週間足らずのため「商いは薄い」と語った。
ブルームバーグ・データによると、10年物米国債との利回り格差(スプレッド)は、発行残高上位20社のうち10社で拡大(午後4時10分現在、日本時間20日午前6時10分現在)。
ニューヨーク Heather Landy 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata