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【ニューヨーク18日=坂本裕寿】18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、主要な原油輸出国であるベネズエラのゼネストが長期化していることなどを受けて買いが強まり、急伸した。指標となるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の1月渡し価格の終値は前日比0・34ドル高の1バレル=30・44ドルと約2か月半ぶりの高値となった。WTI価格は一時、1バレル=31・25ドルと2001年2月以来の高値まで上昇した。
一方、18日のニューヨーク商品取引所の金先物相場も、イラク情勢の緊迫化などを背景に投資資金の安全志向などから買いが加速し、2月渡し価格は前日比4・70ドル高の1オンス=342・70ドルと97年6月以来、約5年半ぶりの高値で取引を終えた。
(12月19日10:24)