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(回答先: 財政出動の落とし穴>あっしらさんへ 投稿者 楽観派 日時 2002 年 12 月 16 日 22:26:36)
>異論1
>穴を掘った段階で資金が尽きたらどうなるのか?その後、財政赤字を抱えたまま、穴
>を我慢して生活するか、さらに政府支出で穴を埋めなければいけない。具体例でいえ
>ば道路である。道路を作ると水が地下にしみこまない。将来、日本が水不足になった
>ときに、道路を撤去して雨水や雪が地下に浸水するための費用は誰が持つのか?
ご指摘の通りです。
今の日本は、国民経済という大枠において「穴を掘った段階で資金が尽きた」状況になっています。
財政赤字で有効需要の拡大を行っても意味があるのは、ぎりぎり認めても、世界経済変動に対応した一時的な調整だけです。
70年代以降の日本のように、シャブ漬けのように赤字財政支出に依存した経済拡大策は、結局のところ命を縮めることになります。
>異論2
>今も私の街のあちこちで期末予算消化のための道路工事がたくさんおこなわれてお
>り、歩くだけで気がめいる。なぜ、気が滅入るのか?それはそうした工事に従事して
>いる人たちを見ればわかる。まず年寄りが多い。中高年のオバチャンも多い。ではそ
>うした公共工事の原資はどこからきているかというと、サラリーマンのように所得を
>隠しようが無い人たちあるいは才能があり知的能力により多くの収入を得ている人た
>ちである。
お金に色は付いていないので、借金した財政支出も税収で行う財政支出も同じことなので、言われている論理になります。
>そうした人は、収入を全て捕捉され、税金を取られるだけとられる。一方、土木工事
>は知性は必要無い。ここに知性があり努力し才能を身につけた人が、知性がなく努力
>せず才能のない人に一方的に貢ぐ構造ができている。
土木工事にも知性は必要だと思いますが、国策として国民を見殺しにしないということであれば、肉体労働の対価として支出するか、肉体労働もなしで生活保護として支出するかになります。
公共事業の内容如何ですが、働いて対価を得る方が社会的安定には貢献すると考えています。
>そして公共事業が減ってきたらブルやクレーン車を使ってATMを破壊することによ
>り減った分は補われる。しかしそうした特殊機器にチタン合金のチェーンを巻きつけ
>ることを義務化することでそうした”犯罪”は簡単に防げるはず。しかしこの数千万
>円あればできることを政府はやろうとしない。
派手なATM泥棒は、中国系の犯行だろうと思っています。
頻発するATM泥棒に対抗できていない現状には愕然としています。
損失は損保に回るのかもしれませんが、夜間人通りのない場所に設置しているATMが狙われているのですから、構造的な対応ができるまでの間なら、警備でも対抗できるはずです。