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(回答先: 金融相「生保予定利率下げ、幅広く勉強」 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 11 月 26 日 15:30:14)
東京 11月26日(ブルームバーグ):朝日生命保険が26日発表した2002年上期報告によると、保険料収入は前年同期比32%減の3953億円だった。個人向け商品の新規契約高は12%減の4兆1364億円、解約・失効率は前年同期を2.5 ポイント上回る7.4%となった。保有契約高は12%減の72兆7731億円。2003 年3月末の逆ざや額(契約者に約束した予定利率を実際の資産運用利回りが下回る額)は「減少」(今年3月末1063億円)の予想。
有価証券のうち、国内株式の含み損は前年同期比58%減の2113億円に縮小、減損処理額も同41.5%減の252億円だった。
保険本業からの収益を示す基礎利益は前年同期比42.7%減の292億円と大きく落ち込んだ。実質純資産額は同29.1%増の2987億円。ソルベンシー・マージン比率は前年同期の445%から31ポイント悪化し、414%に低下した。基礎利益が大きく下がったことについて、同社は、団体保険の大幅な減少の影響が大きく、この要因を除外すれば保有契約高や資産には大幅な違いはない、としている。
ミレアホールディングスへの統合問題について、山田外茂雄・経営企画統括部長は会見で、「2004年をめどという計画に変更ない」との考えをあらためて示した。
そのうえで、「ミレアと協議は続けているが、具体的な話は何もない。株式会社化については契約者の寄与分などデータの整備や、決算作業を早めるなどの準備はしている。合流するための前提条件は株式会社化。その過程はわれわれが決めることだ」と語った。
予定利率引き下げに関しては「逆ざやが大きな負担になっていることは否定しない。しかし、どういう制度か分からないので、答えようがない。生命保険事業で、約束した利率を引き下げることについての議論が続くことはマイナスの影響がある」と指摘した。
東京 伊藤 小巻 Komaki Ito
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中島 三佳子 Mikako Nakajima