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竹中平蔵経済財政・金融担当相は26日、閣議後の記者会見で生命保険会社が契約書に約束した運用利回り(予定利率)の引き下げについて「生保の問題を幅広く勉強しているところ。そうした重要な点も深めていきたい」と述べ、金融庁として検討を進める考えを明らかにした。
金融相は「(具体的な引き下げ方法について)それぞれにメリット、デメリットがある」とも指摘。業界などの意見を聞きながら検討することを示した。大手銀行が中間決算発表時にリストラの強化策を表明したことについては「個々の経営努力の積み重ね以外に銀行を強くする方法はない。努力が結実することを期待したい」と評価した。 (11:01)
★ インフレ時代適合の貯蓄型生保商品をどうするかという根本的な見直しをしなければ、たんなる問題の先延ばしにしかならず危機が再燃することになる。