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大手銀行7グループ(12行)は25日、2002年9月中間決算を発表した。9月末の不良債権残高の総額は24兆4000億円で、法的整理などによる最終処理が進み、3月末に比べ10・1%減と縮小に転じた。半年間の不良債権処理額は全体で約1兆1000億円を計上した。
ただ各行は、竹中平蔵金融相が主導する不良債権処理加速策が実施段階に移れば、経営不振の大企業に対する貸倒引当金の積み増しが避けられないとみている。年間処理額はみずほや三井住友などが増額を決め、全体で当初予想の2兆5000億円から3兆円を超える規模に拡大する見通しだ。
中間期の最終損益は、株式含み損を大規模に処理した三菱東京グループ以外は黒字だった。