現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
「中小企業に不利な発言を行う議員には、次回の選挙で落選運動を実施する」
全国中小企業団体中央会の参加組合などで組織する「全国中小企業政治協会」(東京都中央区)が、外形標準課税導入に賛成する自民党議員に対し、発言を控えるよう圧力を掛けるため、各地の同会事務局に文書で指示していることが22日、明らかになった。
毎日新聞が入手した指示書は、▽賛成議員を反対派へ誘導し、党税調で賛成の声を出させない▽執拗(しつよう)と思われるほど繰り返し面談を申し入れ、面談してくれない場合は、連日反対のファクスを大量に送付する▽議員が逃げ回れば、最後の切り札として「次の選挙であなたを落選させる」と明言する――などと陳情の方法を細かく記載している。
同協会によると、昨年の党税調などで導入賛成を発言した議員約40人が対象。指示書は党税調が始まる1週間前の11日に、各議員の地元の事務局に送られた。
標的となった議員は「陳情は仕方ないが、方法があまりに乱暴だ」とあきれている。一方、同協会は「一歩もひけないという意気込みを示したかっただけで、表現がきつすぎた」と釈明している。 【犬飼直幸】
[毎日新聞11月23日] ( 2002-11-23-03:21 )