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パラグアイからの報道によると、同国のスパルディング財務相が22日、辞任した。国際通貨基金(IMF)の融資実行の条件となっていた財政削減や増税などの経済法案の審議を国会が事実上延期したため。同じ理由からベラ中央銀行総裁も20日に辞任している。
国会は、不況を悪化させるとして増税に反対し、政府に脱税の取り締まりや徴税強化を要求している。長引く不況でゴンサレス政権の支持率は低迷、公務員の給料遅配が7月から生じている。IMFの融資2億ドルの年内実行が不可能となったことで、財政運営はさらに厳しくなり、公的債務支払いへの影響も懸念されている。(リオデジャネイロ共同)
[毎日新聞11月23日] ( 2002-11-23-11:05 )