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現在、各種の発電方式があるが原子力だけは嫌われているらしい。なぜなら、その危険性に関して整合性のある議論がされていないからだ。
まず原子力発電に問題がおきた場合どれほど危険かはすでにチェルノブイリで経験済みだ。では石油・石炭は安全なのか?ここでは温暖化とかは一切考慮しない。これまでの統計が示す限り石油・石炭といった火力発電の方がはるかに多くの死者をもたらしている。
なぜか?それは石油や石炭は採掘、輸送で大きな事故が過去何百回とおきているからだ。北海油田の事故で死亡した人たち、炭坑の落盤で死亡した人たち、それらは火力発電にともなう死者にカウントされてない。これはおかしい。
石油や石炭は、採掘・輸送で大きなリスクを伴うのに対して、核分裂は発電過程でリスクをともなう。すでに原子力発電が導入されて半世紀近い。冷静に、一体どの発電方式で何人死んだか計算してほしい。
現在の反原子力世論は感情論だ。きちんと死者の数をかぞえていけば実は石油の方が発電量に対して多くの死者をともなうことは明白だ。
同じに原子力に関しては、廃炉した際の費用が計算にいれられてないなどこちらもずさんな点がある。
我々はすでに何十年も火力発電も原子力発電もある状態を経験してきた。ならどちらが発電にともなう死者が多いかきちんと計算すべきだ。みんな石油メジャーにだまされている。