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(回答先: 日本政府の姿勢 投稿者 XYZ 日時 2003 年 3 月 10 日 19:09:27)
XYZさん、こんばんわ。
あまり悲観的に考えない方が良いと思います。マスコミが悲観的なメッセージを書くときは裏があると思ったほうが良いです。北朝鮮のミサイルが飛んできても円高になったということは、相当外人が日本株を買ったと考えられます。外人が日本株を売ったのではありません。かなりの日本企業が決算前に損失を確定させる目的で売却したために株安になったのだと思います。こういう時は外資にとっては絶好の「買い場」だということです。
日本株が限りなく安くなるとは思いません。銀行と企業との持ち合い解消を仕掛けておいて大量の「売り」を作ることにより株安を仕組み、持ち合い解消の売りのほとんどを外資が拾っていることは統計上明らかです。投資主体別売買動向は公表されていますから、是非見てください。外資はここ10年で30兆近く日本の株を買って持ち合い解消で売却された株の大半を吸収しています。昨年も一昨年も今年に入ってからも買い越しです。マスコミは外資が売っているときだけを記事に書くから分からないのです。
では何のために外資は日本株を買うのか。外資はこれからぼろ儲けを企んでいると私は考えています。今世界を見渡しても、一番割安感のある株は日本の株だと思います。
戦争がはじまると、日本の景気は回復し政府の経済刺激策との相乗効果で、株価が回復するという見方もあるということです。ここでも日本の政府は、外資の利益を優先することになりそうです。