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今日の株式は、一時8000円割れ、北朝鮮は、小型ミサイル発射、とひさびさにすざましい一日であった。また、ドル安、円高になってもしまった。
今朝のnewsで、イラク問題について討論会をしていてみていたが、米国在住の田中氏が今の米国の経済状態のことにふれていた。
イラク戦争がおこると米国は、デフォルトになる可能性がある。イラクの戦後復興の資金は米国にはない。事実、アフガンに対しては、資金的には、ほとんどなにもしていないらしい。
何故、今イラクなのかということは別にして、日本政府は、イラク開戦に同意の方向だという。
開戦になったらどうなるか。ドル安がすすみ円高になる。日本の株も限りなく安くなる。日本にとっていいことはない。今の日本の景気をささえているものは、国内消費ではなく、米国消費である。トヨタ、ホンダが業績がいいのも米国頼りだからである。
国益に反することを支持する日本政府は公的資金で株を買い底上げをしているには、外国の投資家に絶好の売り場を与えている。
なににもまして米国は、本当に大国である。消費量も世界一であり、米国民の消費によって周辺の輸出国は利益をえている。ただ、イラク開戦をあおることは米国にとっては、国益でもある。
ヨーロッパの経済は、今の日本よりもひどくなってきているという。ユーロ高のおかげで企業がダメージを受け株安のおかげで金融機関のダメージが限界に達してきている。スイスも同様である。他国の援助などする余裕もなくなってきている状態。
米国はどうか。資金がないうえに戦争でもしたら次の戦争に資金がない。イラクの次は、イラン、北朝鮮と続くという。
北朝鮮に関しては、イラクのクウェート侵入の前によくにている。日本に対する行動しても資源のない日本、どこの国も助けようとしても資金がなくて手をだせない。本当に窮地におちいっているのは日本ではないのか。米国にしてもロシアとの関係が良好な状態の時、日本に軍基地を増強しても意味がなく、また、日本を助けるだけの資金がない。日本にあるのは、国民の預金しかないのである。
戦争とは、利益が生じるところにおこるものである。世界で一番たかりやすい国が本当は、標的ではないかと思う。