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(回答先: 年金制度の崩壊が教育問題・少子化問題の解決につながる!!! 投稿者 しばやん 日時 2003 年 3 月 05 日 22:45:36)
しばやんさん、こんばんわ。
年金問題については、『【世界経済を認識する基礎】 “あっしら”的経済概念の説明:国民経済における余剰資本と余剰通貨《年金問題の本質は“高齢化”にあらず》〈その11〉』( http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/121.html )を参照してください。
>ところが年金制度が縮小するか崩壊すると、結婚しないで一生独身で過ごすような選
>択は誰しもあまり考えなくなると思われる。このような考え方の人は今の40歳台以降
>に少なからず存在するが、老後の収入が僅少で一人で生活できる水準でないならば、
>家族や親族など頼るべき者が誰もいないような生活は考えられないということになる。
>そうなると多くの人が、結局結婚して子供を生んで一人前に育てることをまじめ考え
>ると思われるし、昔の伝統的な家族観・教育観に戻って教育問題や少子化の問題も解
>決に向かうように考えますが、皆さんの意見はいかがですか。
老後に不安を抱く人が、結婚して子供を産み育てようと思うでしょうか。
結婚は、二人で稼ぐこともでき生活費も効率的になるので、「年金制度崩壊」に対応する役割を果たすので増える可能性は高いでしょう。
しかし、子供を育てるというのは結構な“コスト”です。
さらに、若年者の就業が困難という現状が続くなら、高校を卒業して働きたいと思っている我が子を、専門学校に進学させたり、遊ばせてやらなければなりません。
「年金制度崩壊」を考えたら、子育てにかかる“経費”を預貯金に回したほうがいいと判断する人が多数だと思われます。
子供を産むとしても、教育費に回す余裕は少なくなります。
このようなことから、「年金制度崩壊は教育問題・少子化問題に拍車をかける」と予測しています。