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(回答先: これが湾岸戦争で米英の劣化ウラン弾での放射能汚染でできた奇形児の写真。アフガンでは3倍も強力なそれが使われた。戦争が終わっても死は永遠続く。 投稿者 鬼畜か悪魔に等しい米英に追随することで鬼畜悪魔化する日本 日時 2003 年 2 月 25 日 14:59:03)
「鬼畜か悪魔に等しい米英に追随することで鬼畜悪魔化する日本」さん、こんばんわ。
>米英がきても、ゲリラ戦に持ち込め、そうすれば勝てなくても負けはしないなどとい
>う人がいますがそういう戦術的問題、勝ち負けの問題ではないのですよ。ここでおき
>ていることは次元が違う問題なのです。
ご指摘の「そう言っている人」なのでレスさせていただきます。
いろいろな価値観や視点を持った多くの人が「米英日+αのイラク攻撃」を様々な言葉で非難し、できればその力が“悪魔崇拝”(自覚・無自覚は別)支配層をその地位から放逐する動きにつながり、イラク攻撃のみならずアフガニスタン攻撃やその他の武力行使が雲散霧散して欲しいと願っています。
劣化ウラン弾問題は、これまで阿修羅サイトでも多く取り上げられてきましたし、「毎日新聞」も倦むことなく指弾を続けていますので、その悲惨さや犯罪性は理解しているつもりです。
それでもなお、「ゲリラ戦に持ち込め、そうすれば勝てなくても負けはしない」と書くのは、近代経済システムの“おこぼれ”に預かっている先進国のなかのいくつかの国(日本)がそういう虐殺を代償としてでもその旨味を失いたくないと思っていることや、9・11同時多発空爆テロという一大テロイベントによって正常な判断力を失わされた米国民という現状に照らすと、「米英の戦争は、絶対に阻止しなければならない」という命題が極めて達成困難だと考えているからです。
“悪魔崇拝者”を政治・経済の支配的地位から放逐するために、数十万・数百万の犠牲者を長期にわたって生み出し、環境をずたずたにする過程を経なければならないことを無念に思い、その災厄に直面する人たちに対して詫びる言葉もありません。
止める力を持っている人々がそれとは知らず“悪魔崇拝者”の言動を信じ、止めたいと願っている国家や人々は、“悪魔崇拝者”に支配されている国家に対抗して止めるだけの力を持っていません。
何度か書き込みをしようと思ってきたことがあります。
それは、自分が悪魔崇拝者であるという告白です。
とてつもない数の犠牲が長年にわたって出ることをわかっていながら、別種の“悪魔崇拝者”を叩き潰す好機だと考えています。
それならおまえが死ね!おまえが苦しめ!という非難はそのまま頭を垂れて聞き入るだけですが、このままダラダラと「近代」が続くなら、今回のイラク攻撃が止まったとしても、イラクを含めて世界の様々な地域で、ご指摘の戦争の悲劇が繰り返されると考えています。
自国民を大量に殺戮してまで「対イスラム戦争」の準備を行った勢力が、その地位から放逐されないのに手を下ろすとは到底考えれません。
9・11はそれほどとんでもない歴史的事件だと受け止めています。
世界支配の総仕上げとして開始した「対イスラム戦争」に勝利できないことで、先進諸国民の経済的困窮化と相俟って、「近代」という時代のバカバカしさ愚かさを“時代的おこぼれ受益者”(先進国被支配国民)も自覚するようになると推測しています。
(この1年4ヶ月ほどこの阿修羅に書き込みをしてきたのは、「対イスラム戦争」という大災厄を経ないでも、なんとか「近代」の愚を認識してもらえないだろうかという思いからです)
9・11は、“悪魔崇拝者”にとっては世界支配総仕上げの突撃ラッパでしょうが、私には「近代」が終焉を迎える弔鐘に聞こえます。
“悪魔崇拝者”が世界支配の最後の砦とした米国という国家も、「対イスラム戦争」を通じて、その地位から転がり落ちていくと確信しています。
(その後で再生する米国はずっとまともな国家になるでしょう。どっかの国と違って、そのような自己再生力を内包していると思っています)
イスラム世界が“悪魔崇拝者”の世界支配の総仕上げとして標的にされたのは、まともな共同体(経済)価値観を基礎とし、悪魔に唆される危険性を声高に諭す教義を持ち、人が陥りやすい傲慢さを神への帰依で防ごうとするイスラム信仰ゆえだと考えています。
(イスラム世界でも半身は近代に置いた国家も多くあり、イスラム以外国々は、すべて「近代」の虜になっていると言えます)
しばらく前に、家人が、昨今の状況に嫌気がさし、「神がいるのなら、その最大の過ちは、人をこの地球に創造したことじゃないかしら」とぽろりと言いました。
自己の貪欲さを知性を駆使して実現しようとしたり、食べ切れない量を生産して大量に腐らせたり、使い切れない富を蓄積しようとするのは人間くらいでしょう。
そして、それ自体としてなんら有用でもない貨幣を崇め執着するのは人間だけです。
自分の欲得や理念(知性)のために、同胞である他者をもっともらしい理屈を付けて大量虐殺できるのも人間だけです。
イラク政府には、「ウェルカム米兵作戦」で書いたように、無抵抗開城でできるだけ犠牲が少なくなる戦術をとって欲しいと願っています。
米国政権がイラク攻撃を宣言したら、フセイン大統領には、防空施設や対空砲を廃棄し侵攻への無抵抗を宣言し、米国による空爆がたんなる虐殺であることを浮かび上がらせて欲しいとも思っています。
侵略者への抵抗活動は、彼我の軍事力の差から、米軍が占領してからというほうがずっと合理的です。
都市ゲリラ戦も、闇討ちやだまし討ちでいいのです。そうであれば、劣化ウラン弾も使いにくい戦況になります。
イスラム信仰者であれば、侵略してきた悪魔の手先に対して戦うのは信仰上の義務であり、ジハードです。
私は、いかなる手段であれ、侵略を撃退するための戦いを支持します。
もちろん、米国などが声高に叫ぶであろうテロ戦術であろうと、他の国々にいるムスリムが実施する「反侵略者」対抗活動であってもです。
そして、イラク攻撃に反対している仏・独・露・中といった国々には、持てる監視偵察力をフルに動員して、米国主導の侵略軍がどのような軍事活動や謀略活動を行っているかを見定めて欲しいと思っています。
日本も、鬼畜となり、“悪魔崇拝者”の手先となるようです。
それが、“終戦”時対応次第で、末代まで日本人を苦しめることになるのではと強く恐れています。
“悪魔崇拝者”の手先となると判断した政治的支配者を選択したのは、それを好ましいと多くの人が判断している民主制の結果ですから、我々の責任に他なりません。
しかし、現在未だ生まれていない人たちや参政権を持っていない人たちまでが責任を負わされることのないよう、できるだけ早く、日本の政治的支配の地位から“悪魔崇拝者”の手先を放逐しなければならないと考えています。
“終戦”時までに彼らを放逐できなかったとしても、“終戦”時には、世界に対してきちんと「責任」をとれる政治的支配者にしなければならないとも思っています。
そうでなければ、戦後60年近くもぎすぎすした関係が続き、今なお恨みを買い続けている日中・日韓・日朝のような関係が世界のほとんどの国とのあいだでできてしまうと危惧しています。
攻撃が開始されるまでは、「イラク攻撃」・[対イスラム戦争」を止めさせる声をさらに大きくし、力及ばず攻撃が開始されたら、それを続けるとともに、米国や主要メディアなどのプロパガンダに抗し、侵略者を撃退するあらゆる戦いを支持して欲しいと切に願っています。