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(回答先: Re: 血迷ってはいけない 投稿者 エーテル 日時 2003 年 3 月 17 日 20:05:25)
1.国連の決めた事を平然と無視し続けるフセインを放置して良いのですか。
査察団を受け入れ、U2の偵察飛行を受け入れ、ミサイルの廃棄を行うことが「国連の決めた事を平然と無視し続ける」という認識になるのは解せません。
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ちょっと視点が異なりますが、イスラエルの決議違反がイラクの2倍だそうです。
http://www.asyura.com/2002/war17/msg/158.html
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【ニューヨーク8日共同】大量破壊兵器査察をめぐるイラクの国連安全保障理事会決議違反が国際社会の焦点になる中、イラク以外に十一カ国が計九十以上の安保理決議に違反し、そのうちの大半の国が米国から軍事、財政支援を受けている親米国家であることが八日、米国のサンフランシスコ大学の追跡調査で分かった。
米国のブッシュ政権はイラクの決議違反を列挙、武力行使容認に向けた「国連の行動」を迫っているが、米国に敵対する国だけを問題視し、友好国の違反には目をつぶるという二重基準が一段と鮮明になった。
同大のステファン・ズーネズ准教授(政治学)の研究チームがまとめた調査結果によると、安保理決議違反の上位三カ国はイスラエル(違反決議数三十二)、トルコ(同二十四)、モロッコ(同十六)で、いずれも米国政府が主張するイラクの決議違反数十六を上回るか同数になっている。
このほかの違反国はクロアチア、インドネシア、スーダンなどで、対象となる決議は計九十一となる。
イスラエルがパレスチナ問題で決議無視の姿勢を続けているのは広く知られているが、キプロス問題で北キプロス・トルコ共和国側の分離活動を支援してきたトルコと、西サハラに介入するモロッコに対しても、こうした行為の停止を求めた決議の多くが履行されていないという。
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2.テロとフセインの繋がりの確たる証拠を掴んでいて、それを明かせない理由があるのなら、あなたはイラク攻撃に賛 成しますか。
仮にテロとエーテルさんとの繋がりの確たる証拠とつかんだと検察が主張しても、検察が証拠を提示しないのであれば、エーテルさんを有罪にするのは賛成しません。
3.イラク人民はフセイン統治下で幸福だと思いますか。
アメリカの経済制裁で苦しんでいるようです。
以下の部分はごく一部です。全部読まれることをお勧めします。
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http://www.asyura.com/2003/war25/msg/618.html
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/
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経済封鎖を管理するために安保理が設立したニューヨークの国連制裁委員会は、アメリカに支配されており、それをイ ギリスが後押ししている。米国政府は、一連の決定的に重要な医療器材、化学療法のための薬、さらには鎮痛剤の輸出 すら、拒否したり遅らせたりした。(「否定」世界の慣用語法では、「妨げる」ことは拒否することを意味し、「待機中」は遅 れるか、または妨げることを意味する。)バグダッドの、とある診療所で、私は、医師が両親と子供を診療するのを診てい たことがある。人々の多くは灰色の肌をしており、髪の毛が抜け落ちていた。死にかけている人もいた。2、3人診るごと に、腫瘍の治療を専門とする若いレカー・ファセー・オゼール博士は、英語で次のように書いていた。「薬、なし」。私は、 彼女に、病院が発注したけれど、受け取っていないあるいはとぎれとぎれにしか受け取っていない薬を私の手帳に書い てくれるよう頼んだ。まるまる一ページが、薬のリストで一杯になった。
イラクで、私は、「代償を支払う:イラクにおける子供たちの殺害」というドキュメンタリー・フィルムを撮影していた。ロンド ンに戻ったとき、私はオゼール博士が書いてくれたリストをキャロル・シコラ教授に見せた。シコラ教授は世界保健機構 (WHO)の癌プログラムの委員長であり、英国医学会誌に次のように書いていた。「要求された放射線療法の機材や化 学療法の薬品や鎮痛薬は、[制裁委員会の]米国と英国のアドバイザによりいつも阻止されている。こうしたものが化学 兵器などの武器に流用できるというのは、馬鹿げた考えであるように思われる」。