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(回答先: 情緒的SM嗜好なので(笑) 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 15 日 23:33:13)
>あっしらさん
僕のさりげない問いかけに対し、非常に丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。
『「世界帝国」のごく簡単な姿』読ませていただきました。おぼろげながらゴールを垣間見た気がいたします。
SMについても多くを語っていただきましたが、求道者であるあっしらさんにとっては、社会学もSMも、共に真摯な考察に値しうる対象として臨んでおられるようにお見受けいたします。
>スカトロになると、男性はまずダメで、女性の性的美の基準もグンと高くなります(わかってもらえますよね(笑))
ええわかりますとも(笑)。
まさかこのボードでこのことを語るとは想像してませんでしたが、特にスカトロは「両刃の剣」であり、「性的美の基準」をクリアしている場合と、そうでない場合のインパクトの差があれほど激しいものはないと、常日頃(?)思っております。
>内緒にして欲しいのですが、女性の美を超えた女性美におちんちんが付いている姿はけっこう好きです。ヘソから上は乳房も含めて魅力的な女性に、おちんちんが付いている姿をイメージしてもらえばいいかと...(性転換したニューハーフは興味から外れます)
「内緒にして欲しいのですが…」とおっしゃりながら、思いっきりボードに書きこまれているのには笑ってしまいましたが(失礼)、そのイメージを考えていて、「デビルマン」(漫画)の最後に正体を現した堕天使サタンを思い出しました。基本的に、天使って性別がないそうですね。
>情緒的SM嗜好も、縛り・鞭・蝋燭といった手法は無関係です。
その過程で性的快楽に堕ちていく女性の気持ちを推察して興奮しております。
(中略)
ですから、とにかく暴力的に過激なことをするというシチュエーションには興味ありません。
よくわかります。そういう意味では、千草忠夫というより、団鬼六の世界のほうが、より「情緒的」なエッセンスを凝縮しているように思いますが…。
実は僕は古いやつだと思われるかもしれませんが、団鬼六派です。千草先生は、団鬼六をベースに、もう少しモダンな要素を加味した作品世界だと思っております。
そういう意味では、「ソドムの市」に「情緒」はまったくありません。ただ、アメリカ軍の爆撃の轟音がとどろく中、未来派の絵が壁一面に描かれた屋敷のなかで、オッサンたちが楽しそうに趣味を全開する、というシチュエーションが笑えます。
あと、メジャー作品で唯一、スカトロを正面から扱ったという点でも、前代未聞なので、一見の価値はあると思います。
ちなみに、日本のビジュアル作品で「ソドムの市」に対抗し得るのは、これまた永井豪のコミック「イヤハヤ南友」の後半部分だと勝手に思っています(ちなみにこちらのほうは、「情緒」もちょっとあったりします)。
とまあ、なんかボードにふさわしくないことを延々と書きましたが、非常時における一服の清涼剤ということで(笑)。
(「帝国」読まなきゃ…)