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★阿修羅♪
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(回答先: 始まりは、これっきゃない、と思うのですが。 投稿者 おいっす！！ 日時 2003 年 3 月 14 日 01:03:04)
おいっす！！様、
お返事が遅くなっちゃいました。
もうイラク戦に関するスレが伸びるわ、伸びるわ、で
今ごろこの件を投稿するのも気が引けるのですが、
折角ご丁寧にレスを頂戴いたしましたので、お礼を申し上げるとともに
お返事させていただきますわね。
おっしゃることはよく分かり、ごもっともだと思うのでございますが、
自分の思考の労を免除していただくために
問いを発しているつもりはないんですのよ。
あたくしには他の方々のご意見を広く知ることが必要です。
しかし、ご意見を拝読した時点でそこに留まって安住し、
思索を休止させていただこうとは思っておりません。
また誰しも、大なり小なり思考することに馴染んだ領域とそうでない領域があると思います
（360度掛ける360度に及ぶかと思わせられるような、
しかも細部まで緻密にして温かい血が通い、連結しあった
立体映像ドルビーサウンド的な知識体系を獲得された
例えばあっしら様のような段階に到達された方々は
大変残念なことながら特殊な存在でいらっしゃると思います。）
政治の領域では、あいにく、成人して長いにもかかわらず（笑）
こちらでお目にかかるような方々のレベルの洞察力を持つには
遠く至っていないのがあたくしの現状です。
それと隷属の事実も併せて素直に認識いたしまして、只今努力の過程にございますのよ。
また、あたくしの投稿を読んで下さっているみなさまはお分かりのことと思いますが、
あたくしは非フェミニストの、非常に一般的な（平凡な）女性でございます。
非フェミニストと称して具体的に何を意味するかをあたくし自身の言葉で説明いたしますと、
特別女性であるからということで尊重を受けたいという願望はなく
（女性だから偉い、というようなアホなことは
一般論であろうと特定の誰かを指してであろうと
あたくしには到底申せません）
フツウにただ人間としてまっとうに扱われることだけを
求めて存在する、という程度のことでございます。
そう申し上げた上で、現実に女性とカテゴライズされ、
それを受けてウン十年生存してきた以上、
市井の生活者としてもっと地に近いところを這い、
手を汚し、荒らして得た何かを語ることはできます。
こちらで活発に投稿されるみなさまのように
はるかな高みから俯瞰された展望を語られるのに接すると
とてもうらやましく存じます。
同時に、その高みとこの地に近いところを繋ぐヒントが欲しいと思うのでございます。
あたくしのこのすぐ上の投稿には、
わざわざ、あなた方男性諸君からとても遠いと思われる事例
（孤児の養子縁組）を選んで披露いたしました。
反応のないであろうことも見越してのことでしたのよ。
時事の大局にかかわる問題についてどんなに颯爽と語れても、
こういった、あたくし共の至近距離に現に横たわっている
地の土にまみれたような問題を正視したがらない方々は多いのです。
大多数がそうなのか、というのが、これまでのあたくしの印象でございました。
問いかけても『さあ、僕には分からない』とおっしゃるだけ。その後にあたくしに返ってくる問いすらありません！
何であれ、問いを発していただけたなら、あたくしには自分にできる限りの回答は
喜んでさせていただく気構えがありますのに。
きっとあれは、人々の居心地をこの上なく悪くさせる問題のひとつなのでしょう。
口をつぐまれる方々の本音を憶測してみます：
『自分のガキも要らねえのに、貧困国の子供を食わせてられるか』
『ああいうことのために生活のトーンダウンをするのはゴメン』
『自分のパートナーにキチガイ扱いされる』
『あれは女が決めるべき問題だ。子供と接するのは女だから』
『ただでさえいい親になれる自信がないから養子になる子供が可哀想』
『自分の親兄弟、舅・姑、親戚にまず強硬に反対され、それを覆すのがまず不可能』
『自分の子孫は、正直、日本人がよい』
『どんな理想論を言ったところで、うちの実情では養子は取れない』
『この先行き不明の世相で、そんな大胆なことはできない』・・・
あの件については、どなたにも無理にご意見をいただくつもりはありませんので
参加者のみなさまに読み捨てていただくことそのものは構わないのですが、
現実に、世界の流れを変えたいと願う一人一人の民間人の目前に現れて
対処されることを待っているのは、ああいった、ある意味で
極めて惨めな問題の集積であると思っております。
現在の我が国の状況（景気、住宅問題、教育問題）でございますから
多くの国民が問題意識がありながら下手に援助を申し出られなくとも
誰にもそれを責めることはできないのは勿論です。
しかし、この世界に山積した『惨めで末梢的な問題』について語ることを避ける態度にもやはり
あたくし共に隷属した者としての待遇を享受する姿勢が染みつき、
その待遇を惜しみ、手放したがらないでいることが窺えると思っておりますの。
(繰り返しますが、ああいった問題について『こちらの板で詳細に語りあうべき』だと
思っている訳ではありません。
あたくしが今日まで直接対話してみて、意見も問いも返してこられなかった
方々のことを念頭において、こう言っているのでございます。）
あたくし共が政治や制度を変えたいと思うのであれば、
その時期までに、あたくし共の内面が変わってしまっていなくてはならないでしょう。
こんなことは、口に出さないだけでみなさまも感じていらっしゃるでしょうが
（小泉首相も就任以来、彼主導の改革について同様のことを言っていたので笑えちゃいますわよね？）
一人一人がこれまで以上の犠牲を払わずにすむことは実際は難しいとしか思えません。
つまるところ：
問いを発し続けて申し訳ないとは思うのでございますが、
参加者のうちで心ある方々には、いましばらくの寛容をお願いしたいのが
正直なところでえ〜す。
ではまた、ごきげんよう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。