現在地 HOME > 掲示板 > 議論・雑談8 > 1101.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: バクダットでマイクを渡された場合。 投稿者 南青山 日時 2003 年 3 月 15 日 12:10:05)
南青山様とは、思想が違いますが、南青山さんは理知的に考えて投稿していると思って投稿は拝見しています。
昭和天皇は、近代国家の元首として、近代国家のシステムとして、開戦に反対することはできない。
自ら開戦を計画決断したり、拒否することは、近代国家でなく、独裁国家のみ通用する事である。
少なくとも戦前の日本は近代法治国家である。
開戦も天皇の名で行われたが、昭和天皇に実質選択権はなかたと思う。天皇陛下もアメリカ相手に勝てる戦であるかないかぐらいは充分わかっていたと思うので、徹底的に反対する選択肢ももしかしたら?と思うのであろう。しかし、短期決戦で、米国は降伏するとの説明を信じてしまった、可能性はあり、そこに責任ありとするのでしょうか?
開戦に昭和天皇の意志は反映しにくかった。しかし、ポツダム宣言を受け、ポツダム宣言を受諾するか、本土決戦を実行するかの選択は、昭和天皇の意志は、重要であった。選択権は有ったと思います。
もし、昭和天皇がどこかの裁判中の教祖のように、自分の命を少しでも長らえようというような、醜い選択をしたら、こうやって、南青山さんと、意見を交えることは無かったでしょう。
天皇の戦争責任については、また後日イラク攻撃終了後議論を交えましょう。