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(回答先: 愛 投稿者 中国の軍隊情報 日時 2002 年 12 月 27 日 16:01:32)
中国 最新鋭ミサイル 原潜から発射成功
香港紙「太陽報」12月25日付は北京の消息筋の話として、中国が
12月15日早朝、東シナ海と黄海に配備した2隻の原子力潜水艦から、
複数の弾頭を搭載した新型の戦力ミサイルを発射する実験に成功したと
伝えた。同紙は、発射されたミサイルを東風(DF)31型としている。
同ミサイルは、原潜から四千―五千キロ離れた新彊ウイグル自治区
タクラマカン砂漠に設けられた5ヶ所の標的に命中したという。
中国は新世代の個体燃料式大陸間弾道弾(ICBM)として、DF
31(射程八千キロ)の開発を進め、その潜水艦発射弾道弾(SLBM)
仕様のものは巨浪(JL)2型として原潜に搭載される見通しだ。
一基のミサイルに複数の弾頭を搭載して散弾銃のように命中確率を
高める多核弾頭(MRV)と、さらに技術的に高度で、複数の弾頭を
それぞれ別の攻撃目標へ誘導する各個誘導多核弾頭(MIRV)も開発
中。
ワシントン発ロイター電によると、米情報当局も、中国が15日頃に
DF31の発射実験を行ったことを確認した。
張万年中国中央軍事委員会副主席は17日の実験成功祝賀会で、複数
弾頭を搭載して長距離ミサイルを原潜から発射したのも、2隻の原潜から
同一方向の目標に向けミサイルを同時発射したのも、ともに中国海軍に
とって初めてだと述べた。
(平成12年12月25日号)
『国民新聞』
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/121204chinese-missile.html