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(回答先: 愛 投稿者 中国の軍隊情報 日時 2002 年 12 月 27 日 16:01:32)
台湾上陸を想定 中国軍、東山島で実弾演習
中国軍は台湾海峡を臨む福建省南部の東山島付近で、陸海
空軍と戦略ミサイル部隊による総合上陸演習の準備を進めて
いる。
在日米海軍筋などによると、今回の上陸演習で中国軍が掲
げる最大目標は台湾海峡における制空権奪取で、演習では、
ロシア製対地ミサイル「KH−59M」を搭載するスホイ30
がスホイ27戦闘機と連携、制空権と共に上陸部隊の作戦展開
を確保するというもの。
中国軍は昨年、同島で上陸時間を約15時間に設定した三波
の上陸演習を実施しているが、コンピューター・シミュレー
ションで、台湾空軍のF16が搭載するミサイルに阻まれ、
一波目の上陸部隊は半分以上、第二波目は7割近くが撃破され
るという惨憺たる結果に終わった。
このため今回の演習では、防空力の強化を図る台湾軍に対応
して、射程150Kmの「KH−59M」を搭載するスホイ30
が遠距離から、敵の上陸部隊を波状攻撃する作戦などを展開
するとみられる。
東山島は、台湾への軍事攻略を念頭に置いた中国軍の演習
拠点で、1996年の台湾総統選でも大規模な実弾演習と上陸
演習が行われ、「台湾海峡危機」を招いた。今回の上陸演習は
この時を上回る規模になる。
中国国務院台湾弁公室報道官は5月30日、「人民解放軍の
軍事演習は戦闘能力を高めるために必要な措置」と演習実施を
認めると共に「演習には一定の目的がある」と台湾への政治的
圧力を匂わせた。
中国人民解放軍の傅全有総参謀長(中央軍事委員会委員)は
6月4日、マルタ武装部隊のモンタナロ司令官と会談した際、
「中国政府は『平和統一、一国二制度』の方針に照らして
台湾問題を解決するが、武力使用は放棄しない」
と明言した。
(平成13年6月25日号)
『国民新聞』
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/130612chinese-army.html