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(回答先: 愛 投稿者 中国の軍隊情報 日時 2002 年 12 月 27 日 16:01:32)
中国 新型SLBM「巨浪2」発射実験
米紙ワシントン・タイムズ2月1日付は、1月上旬に
陸上発射の新型戦略ミサイル「東風31」の各個誘導多
核弾頭(MIRV)化のための飛行実験を行ったばかり
の中国が、今度は北部沿岸の海軍基地で、新型の潜水艦
発射長距離弾道ミサイル(SLBM)「巨浪2」
(推定射程5000〜6000Km)の発射実験準備に
入ったと報じた。
実験に使われる潜水艦はロシア製で「巨浪2」発射用
に中国軍が改良。
米情報機関は、中国軍が「巨浪2」の初期実験を既に
昨年10月に実施、今回の実験はSLBM開発を断固進
める中国の決意の表れとみられている。
「巨浪2」は「東風31」を海上発射用に改良した
もの。SLBM開発の加速によって、現在、中国軍が
大陸間弾道弾(ICBM)の射程に収めているとされる
米西海岸より更に米本土を狙える態勢が整うことになり、
新型長距離ミサイルの相次ぐ実験で、米政府内の対中
警戒論は深まるばかりだ。
米国は先に弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約
からの脱退を宣言。同条約が禁止していた海上配備型
ミサイル防衛(MD)システムの開発を急いでいるが、
中国の長距離ミサイル開発とイタチごっこを演じ、
両国は軍拡競争の様相を呈してきた。
(平成14年3月25日号)
『国民新聞』
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/140324china.html