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(回答先: 12月8日・・・ 投稿者 アルファンド 日時 2002 年 11 月 21 日 22:35:31)
アルファンドさん、こんばんわ。
12月8日に米国がイラク攻撃を開始する可能性はあると思っていますが、北朝鮮が、日本や韓国に攻撃を仕掛ける可能性はないと思っています。
日本がイラク攻撃に参戦する可能性もまったくないわけではありませんが、そうであっても、“後方支援”の範囲でしょう。
「誰か日本は絶対に戦争に巻き込まれたりしないっつって安心させてくれないか?」という答えにはなりませんが...(笑)
>とりあえずの根拠としては、ラジオで聞いたが北への重油供給が止められるそうだろ?
>それが昔の真珠湾奇襲に至るまでの日米の事情に似てるわけだ
>日本は石油が入って来なくなったから開戦したってのは、
>結構世界中の学者にも認められてると思うが、まあそんな感じだな
>圧倒的な戦力差なんだから、当然奇襲するしか手は無いし・・・
北朝鮮への重油供給停止は米国がそうするという話であって、日本や韓国は、なんとかKEDO合意を維持しようとしています。
ざっくばらんに言えば、米国は、俺はもう北朝鮮関連で資金を出すことはしないから、日本と韓国でうまくやってくれというものです。
もっときちんと言えば、日本は、北朝鮮が暴発したりミサイル輸出をしないよう面倒を見ろという米国からのお達しです。
(そうでなければ、現在のような日朝関係で、KEDO合意維持を打ち出すことはないと思われます)
キム体制は、日本で語られているような何をしでかすかわからない非合理なものだとも思っていません。(やってることは、愚かではあっても、ある価値観に基づけば合理的なものとして説明できます)
「日本は石油が入って来なくなったから開戦した」というのはあやしいもので、原油が採掘できる南部仏印(ベトナム南部)や蘭印(インドネシア)へは対米開戦をしなくても侵攻することができました。
フランスもオランダも、ナチスドイツの占領下でしたから、言い訳もいろいろできます。北部仏印には、その言い訳に基づいて進駐しました。
(そのような侵攻を行った結果、米国から宣戦布告されたかどうかは、神のみぞ知るという話になりますが...)