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(回答先: Re:どういう理念と武器で戦うべきなのか 投稿者 baka 日時 2002 年 11 月 17 日 12:57:59)
Bakaさんどうもです。私の投降はどちからというと追認・妄想系
なのですが、それだけに教養豊かな皆様の書き込みが救いです（笑）
なるほど日本にも似たような歴史があるのですね。
以下の文章も釈迦に説法になってしまい申し訳ありませんが
ご勘弁ください。
確かに原油の完全な支配も念頭にあるかとは思いますが、
あっしらさんもご指摘されているように、イラクへの攻撃はムスリムの
立脚基盤の破壊の火蓋を切る事が狙い、つまり全面対決への
第一歩ではないかと思います。だから早く土俵に出て来いと
ひたすら挑発もしているのではないかと。
で、最終的な目標は何かと言いますと、ムスリムの理念を
破滅させた後で奪取し、賞味期限が来たオモチャの国を捨てて
ムスリムを好きなように作り変えた物を世界の芯に据えようと
しているとも推測できるということですが、
これは要するに、見せ掛けの自由・平等・人権・繁栄などの
オモチャの威光の低下を世界支配層がひしひしと感じており、
それをどうにかしようとしているということでしょう。
高い物につき、しかもこの世の地獄をいつも演出してやらないと
嘘だとばれてしまうオモチャの現状維持を、競争相手が
破滅しても尚続ける事は相当難しいと思います。
目下のところ、死んででもオモチャになびかないのはムスリムのみ。
オモチャの世界を克服し前進しうるのは彼らのみとなれば、
要するに奴らにはいずれ負ける可能性がある、だから
とにかく潰しておかねばならないという事です。
これは私のおつむでも、なんとなく分かる事ですんで、
奴らにしてみれば明々白々でしょう。
要するに大事なところはこういうことではないかと。
つまり奴らの一貫した最終的なゴールは、オモチャを
オモチャだと証明してみせる奴が居なくなることなんです。
そうすればオモチャが少しぐらい味気なくなったところで
誰にもどうにも出来ません。
「オモチャを返しやがれ！」とか言って来る奴はしょせん
自立手段の無いガキンコですので、
真の力を持っておらずいつだってどうにでもなります。
「ふーん、そんな事言うの・・・お前みたいな奴はゴハン抜きね」
と言えば黙ってしまいます。
まさしく「赤子の手をひねる」ようなものです。
（これは、私が、今後発生しうる独自の理念を持たない
生半可な反逆が全く効果を持たないと考える理由でもあります。）
さらに、ムスリムがいなければムスリムもどきを支配の核に据え、
オモチャの世界を自ら捨てる事と言うオプションも、あるいは
選択可能になるかもしれません。
つまり、奴らにさらなる彼らの自由への扉を開き、その他の人の
前にあるオモチャでない真の自由への扉を閉ざします。
奴らがその自由を活用しないとは考えにくく、
そういうわけで、奴らが結局ムスリムの理念を邪悪に改造
したりして自ら活用することが考えられると思うわけです。
（金融帝国主義との融合は、この時点で図られるのではないでしょうか）
おそらく、自分たちの悪に染め上げたムスリムを間違いなく
使うことでしょう。力の為に使える物はこだわりなく使うと
いうのが奴らの哲学でしょうから。
つまり問題は奴らではなく、奴らの敵が持っているということで、
それが気に食わないというだけといったところでしょうか。
要するに究極的には、奴らは本当は特攻隊や自爆テロ部隊が、
もし手に入る物ならばぜひ欲しいのだといったところでしょうかね。
世界はいつまでたっても、人間の能力を総動員した血みどろの
争いから脱却する事はないでしょう。そうしてしまいには
宗教が告げる通りの成り行きをなぞることになるのでは
ないかと思います。それ自体は良いも悪いもなく、人間とは
そういうものだということでしょう。
また、文明の終わりが来ても人間の終わりが来る訳ではないと思います。
つまりそういう運命の中で、比較優位の獲得というか生き残りゲーム
での勝利というか、そういったものに最も高い価値を認めると
何も見えなくなるような気がします。
「戦うのだとすれば奪う為ではなく守る為に戦うべし、たとえそれが
敗北に直結しているとしても」というのが、大戦に身を捧げた先人たちが
全てを失いながらも残した遺言ではないかと思うのです。
そういう意味では我々は理想的な在り方をしていませんが、
しかし今動けばまだ間に合うところにいます。
まだ間に合いますので、アジア太平洋に散った同胞を可能な限り
調査回収し、その命の輝きを今一度認め、讃えて感謝すべきです。
そして、オモチャを旗印に世界を蹂躙し略奪し
人間性を破壊する軍隊に参画する愚から更生する事が必要でしょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。