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「するめいか」さんの投稿 http://www.asyura.com/2002/dispute4/msg/165.html 及びそれに続く一連のレスに感銘を受けました。そこで、つい蛇足です:
ブッシュ親子によるイラク攻撃と、日本の歴史における 源頼義、義家親子による蝦夷討伐(前九年、後三年の役)との類似を考えてしまいました。
源氏による東北地方への侵略は、金が主な目当てでしたが、米国の目当ては原油です。
源義家は後三年の役に勝利を収めましたが、協力者の藤原清ヒラの巧妙な朝廷懐柔策に嵌って、東北地方からの撤退を余儀なくされました。(したがって、今回のイラク攻撃でも、米国は第3国?の巧妙な政治戦略で、イラクでの権益を得ることはできないかもしれません。)しかし、源義家は関東に勢力を扶植することに成功し、平家の擡頭により一時没落しましたが、頼朝の時代になって、平家を滅亡させるとともに、征夷大将軍(十字軍の棟梁?)として藤原一族も滅ぼし蝦夷平定に成功しています。
この際、蝦夷の政治軍事組織を参考にして幕府を開き、武家政治の基礎を固めたと云われています。(「するめいか」さんの洞察のように、イスラムの理念などを参考に世界支配の基礎が作られる? 金融帝国主義との相剋は解消できるのだろうか?)