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(回答先: Re: 伊藤博文一派は日本文化をカルト天皇教で破壊したタリバン政府だった。 投稿者 お風呂大好き 日時 2002 年 11 月 18 日 02:26:52)
かなり過大評価というか、願望的な考察になってる気はするが、まあ俺としてもそうであって欲しいので認めよう
しかし、もしあんたの言う通りに当時の日本の伝統に則った日本人がそれほどまでに素晴らしく才能溢れる集団だったのだとしたら、
確かに所謂「イルミナティ」と呼ばれる悪性秘密組織の連中にとってはたまったもんじゃないだろうねえ
日本がアジアの中でも特別に「一等国」になることが許されて、
他の植民地地域とは一線を画すような高待遇で扱われたのも納得できるというものだ
そんな恐ろしい連中に対して直接的な圧政・搾取を行うよりは、
寧ろ上手く飼い慣らしてから番犬とか噛ませ犬とかに利用しつつ目の届くところに置いといた方が遥かに安心できるに違いない
現在の日本がアメリカの半分に及ぶ経済力を持っていることを考えても、確かに異常なほどの「優秀民族」であることは疑いようが無い
経済の力がそのまま民族の力かどうかは難しいが、優秀性の傍証として見ることは可能だろう
少なくとも適応能力は並外れていると言える
ましてや貧富の差が他国と比較して非常に小さいと言えるわけであるから、
まさに平均的に民族の大半が優秀なのであるとすら言ってしまいたくなる
そしてもし実際にその通りであり、明治初期の日本人がそれに輪をかけて優秀であったならば、
その大いなる可能性の芽を摘み荒らした大犯罪人・伊藤博文は、まさにそのためにこそ首相の座に着いたのだと考えるべきだろう
伊藤が心から外国勢力の奴隷に成り下がっていたかどうかはあまり重要では無いと思う
少なくとも当時の日本はポテンシャルは高くても即時的な軍事力では西洋に圧倒的に劣っていた
西洋が徳川260年の間休むことなく「効率的大量殺戮」の技術を研鑽していたのに対し、
日本では明らかに平和的・精神的な発展にしか力を注いでいなかった
この差は、既に出来上がった技術を西洋から流入せずに改めて国内で研究を始めるならば、とても一朝一夕に埋まるものではない
西洋が本格的に日本への侵略を断行していたならば、将来の栄光を夢見ながら徹底的に蹂躙され、
伊藤が行った以上の日本の伝統・文化・精神への破壊が成されていただろう
「イルミナティ」のやり方をある程度見ていくと、こういう重要な場面では決して容赦は無かっただろうと想像できる
伊藤が仮に日本のためを想っていたにしろここまで考えてたかどうかは不明だが、
その伝統破壊の行動はどちらかと言えばベターな選択であったという可能性も無視できない
要するに攘夷を貫いて圧倒的戦力の前に滅び去るか、
西洋(イルミナティ)の軍門に降って少しずつ蝕まれながらも態勢を保ったまま生き長らえるか・・・
「日本古来の伝統を護りつつ、西洋連合軍の侵攻を完璧に迎撃する」
というベストな選択肢はどうあがいても用意されていなかったわけだ
このように俺なりの「神の視点」で見る限り、伊藤らを「犯罪者」といって指弾することは可能であるし間違いではないだろうが、
それならもっと上手くやれたかと言えばそれも不可能だったと結論付けざるを得ない
伊藤でなければ別の人間がそうせざるを得なかっただけだろう
だから俺としては幕末の主役たちや明治の元勲に対して尊敬の念を持っているわけではないが、
さりとて彼らを悪者にして憎むことはあまりしたくない
どう考えても彼らは「日本」をその肩に背負ってしまっていた
その極限における選択に文句をつけるのは、やっぱり可哀想な気がしてならない
伊藤たちが何を考えていたかはわからないし、彼らのやったことに目をつぶるわけではないが、
日本人としてはどうしても死人に鞭打つような言い方は気が引けてしまうわけだ
それに何と言っても一番重要なことは、今もまだ「日本」が残っていると言うことだ
そりゃあ随分と色々なものを失って相当ガタガタになって来ちゃあいるが、
それでも本当の芯の部分、核の部分は決して喪われてはいないと思うね
だからこそ未だに小泉のような連中を使ってせっせと破壊工作が行われてるわけだし、
あんたみたいに過去の真相を暴きたがる連中も出てくるわけだ
善き伝統ってのは鉱山みたいに出尽くしたらお終いってもんじゃなく、田んぼのようにきちんと耕せばいつまでも生え実るものだろう
失われてもまたいつか取り戻せるはずだから、そんなに深刻にならない方がいい
俺たちには「今」しかどうこうできないし、「今」をこそどうにかするべきだ
と言っても一個人に過ぎない以上あまり大それたことは出来ないが、
こうやって過去の歴史を読み直したり現在の世界情勢の奥に潜む意志とその目的を見抜いたり、
後はまあ自分の人格を鍛えて日常生活を楽しく過ごすことだな(人のことは言えないが)
なあに、焦るこたあない
死んだところでまたいつか生まれ変わるんだ
メイッパイ行動してメイッパイ後悔して存分に人生を楽しむこった
(後悔こそは人生の醍醐味だぜ?)
ま、とにかく過ぎたことや死んだやつのことをあんまり悪し様に罵ってても仕方ないさ
知るべきことを知ったら、後は哀しく想ってやりな
憎むべき相手でも赦してやるのは、決して日本の伝統から逸れた考えじゃあ無いと思う
危なげではあるがあんたにもちゃんとした愛国心があるようなので安心したよ
少しキツイことも書いたがカンベンしてくれな