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【ワシントン9日共同】ベトナム戦争が泥沼化していた1966年、米国防総省が当時の北ベトナムから南ベトナムの共産ゲリラ勢力への補給路遮断などを目的に戦術核兵器の使用を検討しながら、中ソなどの支援を受けたゲリラによる核報復攻撃の恐れなどから断念していたことが、このほど秘密指定を解かれた米公文書や関係者の証言で明らかになった。
公文書は、国防総省がベトナム戦争での戦術核使用の可否について核専門家4人に委託した研究の報告書「東南アジアにおける戦術核兵器」。
報告書は、ホーチミン・ルートと呼ばれた同補給路への攻撃などのシナリオを具体的に研究し、米軍の戦術核使用は「軍事上、決定的に有利とはいえない」と結論。
核を使用すれば、当時のソ連や中国が北ベトナムや南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)に核兵器を提供し、限られた数の基地に集中する米軍が核攻撃で大きな被害を受ける可能性を警告している。