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(回答先: 日本は現在でもエネルギーの約7割を海外に依存している。エネルギー資源だけでなく、様々な資源を海外に依存している海洋国家である日本にとって、この資源を供給するルートの確保は重要な問題である。 投稿者 hou 日時 2003 年 2 月 19 日 21:23:39)
全くその通り。独仏中ロといった大陸国家と日本とは本来利害関係が異なるのです(マハンのいうハートランドとリムランドの関係)。雰囲気で鬼畜米英を唱えるのも結構、しかし世界列強にして世界3位の(いや空母機動部隊だけ見れば世界一の)海軍力をもってしても東南アジアとのシーレーンすら守れなかった日本が現状の海上自衛隊の貧弱な攻撃能力でペルシャ湾とのシーレーンを守れる筈もなく、強大な海軍力を誇るアメリカの腰ぎんちゃくをするのもやむを得ないのです。いくら中国やロシアを味方につけても日本の生存に必要なシーレーンは維持できません。この点を無視した反米論は全てMEANINGLESSですな。大井篤の「海上護衛戦」を読んで出直してきなさい。
一方西半球におけるアメリカの軍事プレゼンスの前提となっているのは沖縄、佐世保、横須賀を始めとした在日基地であり韓国やフィリピンやましてアフガニスタンなどでは代替できないのも事実。どなたかが書いてましたがこの点でアメリカに十分恩を売れます。だから交渉次第でもっと有利な条件を得られるのも確か。このへん日本政府にはもっと頑張って欲しいところ(腰抜け害務症に期待はできませんが・・・)