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■ののちゃんのふしぎ玉手箱.....学習のポイント
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鳥が電線にとまっても感電しないのはなぜ?
1. 当たり前に使っている電気について考えよう
電気は私たちの生活になくてはならないものです。電気は送電線を通り、変電所で電圧を下げながら送られます。原子力発電所、火力発電所、水力発電所から超高圧発電所、一次変電所、中間変電所、配電用変電所などを経て送られてきた電気は、電柱に取り付けられた変圧器(柱上変圧器)で100または200ボルトに下げられ各家庭へ運ばれます。今回は感電から電気に関することを考えていきましょう。
2. ワークシートのポイント
(1)「感電」するとどうなるの
身体に電流の衝撃を受けることが「感電」、体に電流が流れることです。藤原先生の説明でもありますが、二本の線に触れると感電するのは当たり前ですが、一本でも電線に触れると電流が流れ、感電します。人間は鳥のように飛べませんし、人間の体の80%は水分ですので、感電しやすいのです。体内を流れる電流の大きさによりますが、100mAでは、致命的な障害を起こし、感電死します。
(2)コンセントの穴のひとつはアース
コンセントの穴を見てみましょう。家庭用100Vの電源の2本のうちの長い穴の方の1本はアースされています。アースというのは、大地に接地し電流を大地に流し、人体に流れないようにして感電を防いでいることです。洗濯機など、水を使用する家電製品がたくさんありますね。アースされているかコンセントを確かめてみましょう。
(3)雷は自然の中にある電気
凧をあげて実験し、雷が静電気であることを証明した人がいました。1752年にフランクリンが行ったものですが、かなりの危険と隣あわせの実験ですね。雷は静電気現象によるものです。摩擦で電気が起こりますが、積乱雲の中で起こる静電気が、地上へ走ると雷が落ちるというわけです。
(4)日本初の電気学者、平賀源内
ヨーロッパから電気に関する技術が入ってきたのは、1770年代でした。江戸時代の鎖国中に、長崎にオランダからエレキテルが伝えられたことが始まりでした。平賀源内(ひらがげんない)は1776年、オランダから伝えられたエレキテルを見事復元させました。日本初の電気学者、平賀源内の誕生でした。この後電気技術がどのように発展していったのかも調べてみましょう。
3. 発展学習として
電気エネルギーは、光、力、熱などに変えられて利用され、私たちの生活の基盤ともいえます。電気がないという生活は考えられませんね。電気はどのように作られるのか。発電機のしくみはどうなっているのか。また発電所のしくみなどについても調べてみましょう。 東京都渋谷区の電力館では、電気のとどくまでの発電、送電、変電のしくみがわかります。
http://www.Denryokukan.com/ にもアクセスしてみましょう。
(大阪市立天王寺中学校・植田 恭子)
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