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【ワシントン=吉田透】スペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故で米航空宇宙局(NASA)は7日、翼の前縁部の大きな破片を初めて回収したと発表した。左翼か右翼かは不明だが、事故直前に異常が相次いで起きた左翼なら「原因解明へ極めて重要な手がかりになる」(コステルニク局次長)とみており、調査を急ぐ。
テキサス州北部のフォートワース空軍基地近くで見つかった前縁部は長さ68センチ。熱に強い炭素繊維などでできており、これに長さ約45センチの翼の構造材がついている。両翼のどちらなのか、22枚の耐熱タイルでできた前縁部のどの部分なのかはまだ特定できていない。
翼の前縁部は機体のなかで最も高温に耐えられるが外部からの衝撃には弱く、シャトルの弱点の一つとされる。機体が空中分解した原因や過程を知るうえで重要で、NASAはこれまでにみつかった破片の中で「最も重要なものの一つ」とみている。 (10:32)