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(回答先: <シャトル事故>テキサス州の町 破片が集中、学校にも25カ所(毎日新聞) 投稿者 えーてる 日時 2003 年 2 月 03 日 16:34:00)
【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)斗ケ沢秀俊】米スペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故で、外部燃料タンクの断熱材がはがれて小片となり、機体の耐熱タイルを損傷させる「ポップコーン現象」が起こった可能性があることが、米航空宇宙局(NASA)の3日までの調査で分かった。この現象は過去の飛行でも発生しており、NASAは帰還後に損傷個所を修復して対応する一方、この現象の解明と対策を検討する会合を今月開催する予定だった。
事故では、機体を覆う耐熱タイルの損傷が機体の急激な温度上昇を招き、空中分解につながったとの見方が強まっている。NASAは、1月16日のコロンビア打ち上げ時に外部燃料タンクの断熱材が機体の左翼部分を直撃したトラブルとの関連を調べている。
NASAや宇宙開発の専門家によると、打ち上げ時には、外部燃料タンクの断熱材が小片に分かれてはがれ落ち、機体の耐熱タイルにぶつかりはじけることがある。ポップコーンを連想させることから、「ポップコーン現象」と呼ばれている。
NASAはこの現象を解明するため、外部燃料タンクにカメラを取り付け、打ち上げ時の様子を撮影することにした。
昨年10月の「アトランティス」の打ち上げの際、今回と同様に断熱材が耐熱タイルを直撃した。NASAの技術者が解析した結果、「タイルの損傷は軽微で、損傷個所をそのつど修復すれば、飛行の安全性に影響はない」との結論に達した。しかし、より詳しく検討するため2月20日に会合を開くことを事故前に決めていた。
今回は打ち上げ80秒後に断熱材が機体の左翼の耐熱タイルに衝突していたことが、翌日のビデオ分析で判明した。リロイ・ケイン飛行責任者は帰還前日の31日、「技術者は左翼へのダメージはないと判断した」と報道陣に語っていた。(毎日新聞)