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(回答先: [シャトル事故] 乗員の遺体の一部を発見 米テキサス州 投稿者 *** 日時 2003 年 2 月 02 日 12:31:20)
米シャトル空中分解事故で1日死亡したイスラエル初の宇宙飛行士イラン・ラモンさん(48)は、空軍大佐として輝かしい軍功を誇るエリートパイロットだった。
パレスチナとの武力衝突で暗いニュースが続くイスラエルに、久しぶりに夢や希望、誇りを与えてくれた「英雄」の死を国民は深く悼んでいる。
ラモンさんは1981年、イラクが同国中部に建設中だったオシラク原子炉をイスラエル空軍機が爆撃、破壊した作戦に最年少パイロットとして参加。今回のイラクの大量破壊兵器疑惑で、当時の軍歴が再び脚光を浴びていた。
メディアは先月16日の打ち上げ前からラモンさんを大々的に取り上げ、国民的スターに。1日も飛行の様子をテレビ各局が生中継していた。
母親と祖母はナチスのユダヤ人大虐殺の生き残りという家庭に生まれた。自らは世俗派だったが、食事に関するユダヤ教の戒律を宇宙でも守るなど、ユダヤ人の代表であると強く意識していた。
イスラエル政府は2日午前の閣議で、駐イスラエル米国大使を招いて事件への弔意を示すとともに、小学校などではラモンさんについての特別授業が予定されている。(共同)