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(回答先: カローラはマトモかもね 投稿者 hou 日時 2003 年 2 月 01 日 10:08:49)
アジアは超インフレなのに日本で輸入インフレが起きない理由
1998年04月08日(水)
萬晩報主宰 伴 武澄
為替は3年前の1ドル=80円台から130円台へと40%以上も円安に振れている。にも関わらず物価は上がらない。年間40兆円もの輸入があるのにどうもおかしい。一部のブランドは値上げしているが、国内価格の値上げの動きは鈍い。値上げすべきだといっているわけではない。日本の経済は変なのだ。
●日本車より安く売れるチャンスを逃した輸入ディーラー
1995年7月、輸入車の欧米での現地価格と日本での販売価格を比較して「円高差益還元が少ない」という記事を書いたことがある。メルセデスベンツやボルボなど人気輸入車を10数台比べた。100万円、200万円といった内外価格差はざらだった。もちろん装備の違いはあったが、すべて無視したわけでない。
お決まりの抗議がいくつかあった。メルセデスの長野県のあるディーラーは「共同通信社を告訴する」と息巻いた。当時、欧米車の並行輸入が流行っていた。ボルボなどの並行輸入車は日本の代理店価格より150-200万円安かった。それでももうかっていたのだから、筆者の記事は正しいという自信はあった。
日本フォードの鈴木弘然社長が唯一「いい記事だ」と間接的に誉めてくれたそうだ。ただ「フォード車以外は正しい」との注釈付きだった。誉めてもらったが「マスタングを249万円に値下げしたっていうが、アメリカではオートマとエアコン付きで2万ドル((当時の1ドル=90円換算で180万円)しかしないじゃない」と反論した。
http://www.yorozubp.com/9804/980408.htm