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(回答先: ダボス会議 世界の「信頼構築」模索 日本経済の再生も焦点に 投稿者 倉田佳典 日時 2003 年 1 月 18 日 20:39:08)
01/18 14:55 存在感薄い日本とアジア 一番人気は緒方貞子さん 外経61
共同
世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)は、日
本をはじめアジアからのパネリストは意外なほど少ない。言葉の壁
や、欧米型の討論に慣れていないことなどが理由とされるが、そん
な中にあって国連難民高等弁務官を十年にわたって務めた緒方貞子
さんは日本人として「一番人気」の存在だ。
日本は野村ホールディングスの氏家純一社長が会議全体の共同議
長に就任したものの「日本のための青写真」など日本に焦点を当て
たパネル討論を除けば、日本人がパネリストとして出席する討論は
ごくわずかだ。
特に、テロや麻薬、エイズ対策などテーマ別の討論になると、皆
無に等しい。国家の再生をテーマに、アブドラ・アフガニスタン外
相らとの討議に臨む緒方貞子さんは例外中の例外といえる。
日本は一昨年の総会で森喜朗首相(当時)が演説し、注目を浴び
た。しかし、小泉純一郎首相は総会日程が通常国会と重なることも
あり、参加要請を受けながら出席を見送った。「日本は経済を除け
ば、あまり期待されていない」(関係者)という欧米の「相場観」
も影響しているようだ。
他のアジア諸国を見ると、ほぼ常連となったマハティール・マレ
ーシア首相を筆頭に、シンガポールのリー・シェンロン副首相らが
目立つ程度。政財官界に加え、学識者やジャーナリストが大半の討
論に名を連ねている米国や欧州連合(EU)との差は歴然としてい
る。
「国力の差」は、取材陣にも反映している。WEFによると、二
百人以上の記者が総会に招待された。だが、日本から取材記者とし
て会場への立ち入りが認められたのは確認できた範囲で五人しかい
ない。(ジュネーブ共同=藤井靖)
(了) 030118 1455
[2003-01-18-14:55]