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(回答先: 「日本人は利己的、日和見、道徳規範なし」1972年 英大使 投稿者 倉田佳典 日時 2003 年 1 月 02 日 19:48:55)
01/03 14:50 日本は米の核配備を歓迎 ニクソン大統領が発言 英 外信24
【ロンドン3日共同】日本への沖縄返還交渉を進めたニクソン米
大統領が、一九七一年十二月に英領バミューダ諸島で行ったヒース
英首相との会談で「日本は公には沖縄への核配備に反対しているが
、内々にはとても喜んでいる」と語っていたことが、英公文書館が
三日までに公開した会談録で明らかになった。
当時の佐藤栄作首相は返還交渉で、米国から核兵器撤去の合意を
取り付ける一方、有事の際に緊急搬入・貯蔵を日本が認めるとの「
密約」を交わしたとされる。首相自ら表明した非核三原則について
も、駐日米大使との会談で「ナンセンス」と発言したことが判明、
こうした姿勢が「本音では核歓迎」とするニクソン大統領の認識に
つながったとみられる。
最高機密指定を解除された会談録冊子によると、ニクソン大統領
は「日本は核保有を封じられているが、ベトナムでの米国の敗北を
みて早晩、その意欲を持っても無理はない。米国がアジアにとどま
り、核による保護が残ることを再保証することが重要だ」と述べ、
米国が核の傘を提供して日本の核保有を防ぐべきだとの考えを表明
した。
同席したキッシンジャー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)
は、気象衛星打ち上げロケット技術に日本が必要以上の関心を示し
たことを例に挙げ、日本が核保有国になり得る足場を徐々に築いて
いると指摘。これを受け、大統領が沖縄の核配備をめぐる日本の建
前と本音に言及した。
大統領と佐藤首相は六九年に「核抜き本土並み」による沖縄返還
に合意。この米英首脳会談から五カ月後の七二年五月に返還が実現
した。
(了) 030103 1450
[2003-01-03-14:50]