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01/02 17:47 日本人は利己的、日和見 道徳規範なしと英大使 外信28
【ロンドン2日共同】一九六七年から七二年まで駐日英大使を務
めたジョン・ピルチャー氏が離任にあたり、当時のアレク・ダグラ
ス・ヒューム外相あてに日本観をつづった書簡が二日までに英公文
書館で公開され、「日本人は道徳規範を持たず、利己的で日和見主
義」と極めて批判的に評価していたことが分かった。
七二年六月八日付の書簡は、日本人について「厳格な形式が骨格
をなす半面、道徳規範がない。神道は日本人に優越感を与えるが、
道徳に欠ける。国外に出ると本性がむき出しとなり、これが第二次
世界大戦中の蛮行の基本的な要因となった」と分析。道徳の欠如が
招いた最近の例として、内ゲバ殺人など過激派学生の行動を挙げた
。
また、真珠湾攻撃で日本人が示した秘密保持ぶりから判断して「
今も核開発をひそかに進めているかもしれない」と疑念を表明。「
科学的な見地からは保持していないとされるが、疑いを持ち続ける
ことは有益だ」と述べた。
同時に、西側諸国が日本との関係を強化することで日本が良い方
向に向かうとの考えを示し「米国の影響を受けた戦後教育により、
若者はより正常になっていくだろう」としている。
ピルチャー氏は日本に語学留学中、在日英領事館で通訳をした縁
で外交官になった知日派。退官後は日英協会会長を務め、九○年に
死去した。
(了) 030102 1747
[2003-01-02-17:47]