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(回答先: 「感情的日本たたき」人民日報論説委員が強く批判 [読売新聞]12/11 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 16 日 18:34:44)
私も仕事で仕方なく中国の国営企業の人を相手にしていますが、彼ら(彼女ら)は本当に腐敗していますね。露骨に我々にたかってきますし、自分の会社のお金も公私混同が激しい。個人で使用する車や携帯電話は全部会社持ちです。こんなことで企業活動するから国営企業が破綻に瀕しているのも当たり前ですね。
多分私と同じような仕事をなさっている方々は同じことを感じていることでしょう。確かに多くの成功している民間企業があるのですが、国営企業の破綻はそれを支える銀行(実質国営公営銀行)の破綻を招くであろうし、そのことが優良企業に大きな打撃を与えるであろうことは明らかですし、貯蓄率の高い中国人の預金が消え去ってしまうかもしれない。
もちろん戦乱や大乱に耐えてきた中国人ですからそれなりの備えをしている人も多く、高収入の人々の子弟が海外留学や海外就職しているのも家族の逃げる先の確保のようなものです。
しかし年収10万円〜20万円クラスの人々の場合はそれも出来ないので(30歳の国営企業の職員クラスの収入)まともに、その打撃を受けてしまう。そうなれば中国の国内消費はがた落ちでは済まず、現状で頻発している労働争議以上の暴動が頻発してややこしいことになる。
問題なのは日本人のほとんどがこういうことを知らないで、成長している中国企業のみの報道がなされていることです。同時に中国国内でも労働争議や爆弾テロなどが頻発しているのに報道されておらず、同じ国営企業同士でも社内の労働争議を知らなかったりする。また成長目覚しいインターネットでもBBCやCNNなどの中国国内の矛盾を書きかねないページはブロックされてつながりません。
「感情的日本たたき」の背景は崩れそうな中国国内の矛盾を隠すために日本を悪玉に仕上げる当局の方針であることは明らかです。中国語をかじった方々は新華社のページをご覧ください。中国政府が国民に何を知らせたいか、知らせたくないかがよくわかります。
日中友好30年といわれますが、ほとんどの日本人は冷ややかです。中国政府の度重なる靖国参拝や教科書問題などの内政干渉でいいかげん中国政府の横柄さがイヤになったのと、現実の生活で中国人のピッキング強盗などの犯罪を目にして一般中国人の道徳の低さにもヘキヘキしているからです。
もちろん真面目に働いて生活している中国人が半分以上であろうとは思いますが、中国という国は逃げることの出来ない厄介な隣人という感じが否めない。日本政府も謝罪ばかりしないでダメなものはダメと毅然と対応すべきです。謝罪ばかりする日本は中国にとって格好の資金源(ODAなどの)なのです。しかもその資金で核ミサイルを数多く開発し、日本もミサイルのターゲットになっているのです。北朝鮮のノドン、テポドン、核開発も中国の後ろ盾がなければ出来なかった。中国が北朝鮮を矢面に立てて自分の手を汚さずに日本を牽制している図式もある。だから崩壊に瀕した北朝鮮の金正日が急に訪中して庇護を頼んでいる。
考えてみれば中国の対日工作は日本の多くの政治家にODAの利権を渡すなど巧妙で敬服するが、最後に国益を損なって大損をするのは日本国民です。だから今からでも冷静に、かつ毅然と中国との関係を考え直すべきです。