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(回答先: Re: 真田昌幸、島津義久の決断。 投稿者 Silent Tears 日時 2002 年 11 月 24 日 15:55:46)
右翼左翼のもともとの意味は、保守派改革派です。現状維持または過去の政策
を護ろうとする勢力と、現在は過去ではない改革なくして未来はないとする勢力が、
議場の左右に分かれて議論を戦わせたのです。(フランス革命後の国民議会。)
日本のような資本主義国家では社会主義、共産主義を奉じる人達も左翼と呼
ばれますが、この言葉は本来の意味で用いるのが望ましいでしょう。どちらの政策
戦略が正しいかはそれぞれのケースで異なるでしょう。
日本は超大国で軍備大国のアメリカに付くべきか、それともアジアの一国として、
中国、韓国、北朝鮮、ロシアなどと歩調を共にすべきか。(アジア主義。) どちらが
日本国にとって優れた選択であるかが問題です。右翼は戦後55年の歴史に従い、
たとえアメリカの属国であってもそれを良しとすべしと主張します。
「勝ち馬に乗れ」 をモットー(理念、これを理念とは言わないでしょうが)にする
のが日本国民であるのなら、それもひとつの選択です。私としてはタリバンや金
正日の爪の垢でも風呂の残り湯でも日本国民に飲んで貰いたい気分です。
少なくてもアメリカと対等の立場で付きあうことができる(EUのように)ことを日本
のは政治の目標にすべきでしょう。