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あっしらさん、おはようございます。いつも、貴重なコメントをいただき、感謝しております。
現在、マスコミの最大関心事は、日本経済の危機的状況ではなく、依然として日朝国交正常化交渉、及び、拉致問題のようです。それが、良いか悪いかは別として、日朝国交正常化問題の発端となった小泉首相の突然の歴史的訪朝が、どのような経緯で実現したのかをめぐっては、様々な解釈があるようです。
歴史的事件は、911テロがそうであったように、それが如何にサプライズな事件であろうが、ある日、突然起きる訳ではなく、必ずその裏には必然敵理由があるものです。
小泉訪朝も同様で、このような重大なイベントが、日本の一外務官僚にしか過ぎない田中均アジア大洋州局長と小泉首相の独断で企画され、実行されたというような事は、100%あり得ません。
では、これには、如何なる勢力がコミットしているのかという事になりますが、あっしらさんは、朝鮮半島における日本の“国益”↓
http://www.asyura.com/2002/war18/msg/399.html
という投稿の中で、“米国の指示で行われている”と解釈されております。私も、基本的にはそうであろうと考えています。
しかし、ご存知のように、過去T~2年、米国は北朝鮮に対し、徹底的な封じ込め戦略(マスコミは、それぞれの事象は報道しても、それが米国の工作である事は一切報道しませんので、一般国民には米国が北朝鮮に対し、如何に過酷な処置を行なってきたかがさっぱりわからないようです)を実行しており、嘗てのソ連同様、北朝鮮を自己崩壊の淵まで追いこむ事に見事に成功しました。
後は、この戦略を維持するだけで、悪の枢軸国の一角は潰れ、米国の目的は達せられます。ところが、米国は突然、小泉首相に訪朝を命じ、日朝平壌宣言を発表させました。これは、どうみても金正日政権を延命させるのが目的の宣言です。
これでは、今まで米国が行なってきた対北朝鮮戦略と基本的に矛盾するように思われます。米国が、小泉首相を使って、訪朝を演出した意図は何処にあるのでしょうか。ご教授願えればありがたいです。