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石原慎太郎東京都知事(70)は10日、民放の報道番組に相次いで出演。北朝鮮による拉致問題に触れ、田中真紀子前外相(58)を「バカ」呼ばわり、朝鮮労働党と友党関係にある社民党の土井たか子党首(73)を「反省するなり頭をそったほうがいい」と批判するなど、歯にきぬ着せぬ「慎太郎節」を炸裂させた。
石原氏はこの日、フジテレビ系「報道2001」、テレビ朝日系「サンデープロジェクト」にかけもちで出演。
「サンプロ」では北朝鮮に残された拉致被害者の家族について「子供を一人でも迫害したり病気といって殺したりしたら、日本は堂々と戦争したっていい」と北朝鮮に“宣戦布告”。慌てた司会の田原総一朗氏が「今の憲法では(戦争は)できないですよ」ととりなしたが、「北朝鮮は破天荒でグロテスクで想像を絶した国」「汚い、非人間的で姑息な国」と過激発言はとまらなかった。
怒りの矛先は、日本国内にも飛び火。昨年5月、金正日総書記の長男・正男氏とみられる男性が日本に密入国した際、外務省がみすみす北京へ出国させた不手際を持ち出し「雑居房にぶちこんで拉致問題の交渉をすべきだった。田中真紀子みたいなバカな外相を登用したことが間違い」と、当時の真紀子外相の対応を一刀両断。「(北朝鮮が)手なずけた政治家が、今バツ悪いでしょ? 社民や共産だけじゃなく、自民党にもいる。土井さんだって反省して頭をそったらいい」と「拉致はない」と言い続けてきた国会議員の責任問題にも言及した。
8日に小泉純一郎首相と会談したばかりの石原氏。「報道2001」でうわさされる“石原新党”に水を向けられると「もっとすごいことを言おうか」とはぐらかしつつ、「小泉首相は来年9月に総裁の任期が切れても、自民党が推さないし、総裁に再選されない。しかし、総理大臣は続ける。そうすると自民党も民主党も割れて、政界再編は来年9月、選挙なしでなる」と大胆に政界予測をしてみせた。
一方、石原氏の思わぬ“集中砲火”を浴びた真紀子氏。10日には、地元・新潟県長岡市で行われた元公設秘書の妻の葬儀に夫の直紀参院議員とともに参列した。
8月の議員辞職以来、地元入りしたのは、9月の後援会幹部の葬儀に続き、この日が2度目。葬儀会場玄関に「取材拒否」の張り紙を張り、報道陣には沈黙を貫いた。ただ地元関係者によると、越後交通幹部にはすでに再出馬の意向を伝えたという。果たして…。