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来日中のクウェートのモハメド国務相(外務担当)は7日、「国連安保理決議をイラクに履行させるための米国のどんな努力にもクウェートは協力を惜しまない」と述べ、米国の対イラク攻撃では国内基地や領空の使用を認めるなど全面支援する考えを明らかにした。東京都内で朝日新聞のインタビューに答えた。
対米協力をめぐってはサウジアラビア外相が3日、基地や領空の使用に難色を示すなど湾岸諸国内でも対応に差が出ている。モハメド国務相は「イラクは、湾岸戦争後も拘束し続けているクウェート人約600人の帰還の約束を果たさないばかりか、クウェートの主権を脅かし続けている。もはやフセイン政権は信頼できず、政権交代が必要だ」と強調した。
湾岸戦争でイラクはクウェート領内の油田を破壊、環境やエネルギー市場に大きな影響を与えた。同国務相は「今のイラクに他国の石油施設を攻撃する能力はない。戦争突入後も受給バランス維持のために増産する態勢はできている」と懸念をうち消した。
(09:48)