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(回答先: モスクワの劇場占拠事件〜精神安定剤含むガス使用か、米毒物学者らが分析(日本経済新聞) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 10 月 27 日 17:04:41)
モスクワの劇場占拠事件で特殊部隊の突入による死者数はさらに増え、モスクワ市厚生委員会は27日夜(日本時間28日未明)、約820人の人質のうち117人が死亡したと発表した。また、同委員会は人質の死者のうち銃撃で死亡したのは2人で、残りは特殊ガスによる中毒死だと発表した。インタファクス通信は同委員会の話として、同日夕現在の入院者数は646人、うち45人が重体と伝えた。
ロシア紙コメルサント(電子版)によると、人質の多くを診察した医師らは「呼吸中枢まひと心肺機能の急速な低下が見られ、催眠ガスか神経ガスを噴射されたようだ」と語った。ロシア政府はガスの成分についてまったく発表せず、人質の死因とガスの因果関係について言及を避けている。
射殺された犯人らの多くは、ほとんど無抵抗状態で頭部を銃撃されていた。
救出された人質のうち最も多い320人が運び込まれたモスクワ市第13病院の医師によると、重体者を含めだれにも銃創など大きな外傷はなかったという。AP通信は、オランダ外務省が死亡したオランダ人は催眠ガスによる中毒死だとの見方を示した、と伝えた。
特殊ガスによる人質の中毒死の可能性が高まっていることで、国内外でプーチン大統領の強硬策に対する批判が出ることも予想される。
プーチン大統領は26日夜、事件解決後初めてテレビで演説し、多くの犠牲者が出たことを謝罪した。事件の背後組織の究明捜査が本格化し、複数の在ロシア大使館などが捜査対象に含まれている。
大統領は演説で「全員を救出できなかった。許して欲しい」と謝る一方、「数百人を救うというほとんど不可能なことを成し遂げた」と成功を自賛した。 (02:11)