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(回答先: 特殊部隊突入の模様 武装集団、人質殺害開始か(朝日新聞) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 10 月 26 日 12:00:01)
【モスクワ26日=瀬口利一】
ロシア・モスクワの劇場占拠事件で、人質約700人を監禁するチェチェン共和国のイスラム武装集団は26日未明(日本時間同日午前)、人質2人を殺害した。また、人質2人が負傷し、劇場から搬出された。
ロイター通信によると、同日早朝、ロシアの特殊部隊が劇場内に突入、5人の人質が劇場外に逃げ出してきた。ロシア通信などによると、犯人側は劇場内で次々と人質を殺害している。劇場周辺では断続的に爆発音が響き、激しい銃撃戦が続いている。
犯人側は同日午前6時(日本時間同日同11時)までに、チェチェン共和国からのロシア軍撤退などの要求が満たされなければ人質の殺害を開始すると警告していた。
殺害されたとされる人質の身元や詳しい状況は明らかにされていない。一方、けがをした人質は男女1人ずつで、頭などを負傷しているという。
英BBCテレビによると、爆発音は犯人側の手投げ弾によるものという。
インターファクス通信によると、事件対策本部のセルゲイ・イグナチェンコ報道官は「(人質射殺が)現実化すれば治安機関はしかるべき措置をとる」と述べ、連邦保安局や内務省の特殊部隊を劇場に強行突入させて解決を図る可能性を示唆していた。
犯人側との交渉は25日夜もプリマコフ元首相らが劇場に入って行われたが、大きな進展はなかった模様だ。
また犯人側が一度は解放に同意した外国人の人質75人については、アゼルバイジャン人4人が解放されるにとどまっている。
犯人側は、事件発生の翌24日午前、ロシア下院議員や赤十字国際委員会の代表らと接触したが、犯人側はその後、プーチン大統領か国防相の代理人との接触を要求。このため治安機関にも影響力を持つプリマコフ元首相が、事実上の大統領代理として交渉にのぞんだものと見られる。
(10月26日12:05)